「アバルト695」より速い!? 155馬力の新型EVホットハッチ 「アバルト500eツーリズモ」欧州で登場
0-100km/h加速は7.0秒の瞬足EV
ステランティスの伊ブランド、アバルト(Abarth)は2023年5月4日、同ブランド初となるコンパクトEV「アバルト500e」に、カタログモデル「500e Turismo(500e ツーリズモ)」を追加し発表しました。

アバルト500eは、2022年11月に世界初公開された、ホットハッチEVです。日本でも2022年6月に上陸したフィアット「500e」をベースに、155馬力・235Nmと強化したモーターを採用。これはベースのフィアット500eと比べてプラス37馬力・プラス15Nmのスペック向上を果たしています。
欧州では、まずは導入記念エディション「アバルト500e スコーピオニッシマ(Scorpionissima)」が1949台限定で登場しましたが、今回発表されたモデルはカタログモデルとなります。
アバルト500e、および500eツーリズモが、ハッチバックおよびカブリオの両方に設定されます。
500eツーリズモはラインナップの最上位に位置するモデルで、エクステリアでは専用の18インチホイールが目を引きます。また専用のフロントバンパーやリアディフューザーなどで強化、スポーティな印象を醸し出しています。フィアット500eよりも全長は24mm、トレッド幅も60mm延長されています。
インテリアはダークでスポーティさを醸し出しながらも上質な触感となる高級アルカンターラを使用。またアルカンターラとレザーのステアリングホイール、さらにアルカンターラのエンボス加工が施されたダッシュボードも、スポーティさと高級感を演出しています。
ヘッドレスト一体型スポーティシートは、アバルトのスコーピオン(サソリ)のエンブレムが施されます。またフロントシートヒーター、ワイヤレス充電パッド、リアビューカメラ、ブラインドスポットウォーニングなども標準装備されます。
強化されたモーターにより、0-100km/h加速は7.0秒というパフォーマンスを発揮、ガソリンエンジンを搭載したアバルト「695」の6.7秒に近い加速性能を実現しています。
ただし、アバルト500eはゼロ発進の性能ではなく、中速域での加速力向上に力を注いだといいます。40−60km/h加速はわずか1.5秒、60−100km/hはアバルト695よりも1秒以上上回っています。
バッテリーは42kWh容量で、一充電での航続可能距離は最大265km。ボディカラーはアンチドート・ホワイト、ヴェノム・ブラック、アドレナリン・レッドに加えて、新色の新しいアシッド・グリーンとポイズン・ブルーの5つのスリリングなカラーから選択できます。
アバルトのガソリンエンジンモデルの特徴として、排気音の心地良さが上げられますが、新型アバルト500eはサウンドジェネレーターを装備。アバルトのガソリンエンジンのサウンドを忠実に再現しているといいます。このサウンドジェネレーターは、停車時にオン/オフが可能です。
ドライビングモードは「ツーリズモ」「スコーピオンストリート」「スコーピオントラック」の3種類を用意。ツーリズモモードはモーター出力を抑え、効率的ながらエキサイティングな走りを楽しめるモード、スコーピオンストリートは回生ブレーキを最大限に活かしながら最高のパフォーマンスを楽しめるモードで、このふたつのモードではワンペダルドライブを体験できます。
スコーピオントラックモードは、ワンペダルドライブ機能なしで最高のパフォーマンスを求めるドライバー向けに設計されています。
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アバルト500eは、日本導入される見込みです。2023年中に発表される予定ですが、昨今の半導体不足など部品供給の問題もあり、その時期は変わる可能性があります。
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