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“セダンの特等席”リアシートは快適か? まもなく発売スタート! トヨタ新型「クラウン・セダン」後席の座り心地をチェック

2名で移動する場合は快適すぎる後席空間

 新型クラウン・セダンは、ショーファーカーとしての役目も担うラージセダン。となると気になるのは、やはり後席の居住性です。

ショーファーカーとしての役目も与えられたトヨタ新型「クラウン・セダン」はリアシートの居住性もハイレベル
ショーファーカーとしての役目も与えられたトヨタ新型「クラウン・セダン」はリアシートの居住性もハイレベル

 新型クラウン・セダンのリアシートに乗り込んでみると、まずは足下の広さに驚かされます。身長170cmのドライバーが運転席に座った状態できちんとした姿勢をとると、リアシート乗員のヒザ前にはコブシ3.5個ほどのスペースがあります。

 MIRAI比で80mm延長された新型クラウン・セダンのホイールベースは、そのすべてがリアシートのスペース拡大に充てられていますが、その恩恵を存分に感じられる広さです。

 一方、MIRAIはリアシートの頭上スペースが狭いという不満の声が聞かれましたが、新型クラウン・セダンはルーフ部分がえぐられており、狭さを感じることなく落ち着いて座れます。

 快適装備が充実しているのも新型クラウン・セダンの魅力です。センターコンソールの背後には、リアシート用のエアコン吹き出し口、USB-Cソケット、1500WのAC給電ソケットが用意されています。

 また、上級グレードのセンターアームレストにはコントローラーが備わっており、リアシートのリクライニングやエアコン、リラクゼーション機能などを操作することができます。

 そのほか、フロント側とリア側とで二分割されたサンルーフは、リアシート側の開口部が大きく、開放感のある空間を演出しています。ちなみに、リアウインドウには電動サンシェード、リアのサイドウインドウには手動式のサンシェードが用意されているのを確認できました。

 ちなみに、フロントシート背もたれの背後にリアシート用のアシストグリップが備わるのは、クラウンの伝統。しかも、新型クラウン・セダンのそれはグリップが革巻き仕上げで、手触わりが良好な上に見た目の質感も上々です。加えて、ドアを開けた部分に備わるコートハンガーは、ショーファーカーであることを意識した装備といえるでしょう。

 ただし快適に座れるのは、リアシート乗員が2名の場合までとなりそうです。

 新型クラウン・セダンはFCEVもラインナップされるため、燃料タンクを収めるべくセンタートンネルがかなり太くなっています。そのため、リアの中央席は足下スペースが狭くなっています。

 また、リアシートの背もたれ中央に大きなアームレストを格納するせいか、背もたれ部分の張り出しが大きく、実際の座り心地もイマイチです。

* * *

 開発陣によると、新型クラウン・セダンは想定される使用シーンを考慮し、MIRAIよりもサスペンションセッティングがソフトで、パワー&トルクの出方もおだやかな味つけになっているといいます。

 十分なスペースと開放感、さらに適度な“囲まれ感”を兼備したリアシートと相まって、新型クラウン・セダンは快適な移動をサポートしてくれることでしょう。

Gallery 【画像】後席の快適性はやっぱりセダンが一番! トヨタ新型「クラウン・セダン」を写真で見る(30枚)
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