海外専用のマツダ「CX-90」 現地試乗で見えた「CX-60」との違いとは? 乗り心地は良好? まだ見ぬ「CX-80」も期待大!
くつろげるセカンドシートと広い荷室が真骨頂
今回試乗したCX-90は「PHEV プレミアム プラスパッケージ」という仕様でした。そのインテリアトリムは、CX-60の「エクスクルーシブモード」と同様の仕立て。そのため、運転席に座って前方を見ている限り、CX-60を運転しているのかと錯覚しそうになりました。

一方、CX-60と大きく異なるのは、2列目シート以降の空間です。CX-5に対するCX-8がそうであるように、CX-90は単にサードシートをプラスしたのみならず、セカンドシートがCX-60よりも後方に取りつけられています。
その分、リアシート乗員のヒザ回りスペースは大きくなっていて、よりゆったりと座れる空間になっています。セカンドシートを最も後ろまでスライドさせた場合、CX-60とのスペースの違いは160mmにも及ぶため、セカンドシートの開放感や広々感は格上です。
なお、セカンドシートは仕様によってベンチシートもしくはセパレートシートが用意されていますが、今回の試乗車に装着されていたのは後者。いずれにせよ、セカンドシートの居心地は、CX-60のそれを大きく上回っています。同様のスペースが与えられると予想されるCX-80も期待できそうです。
そして、CX-90のサードシートは、大人ふたりが座れる空間が用意されており、このクラスのSUVとしては居住性に優れています。しかし、長時間の移動となると、快適性ではミニバンに軍配が上がります。30分くらいは無理なく移動できる空間、という認識でいた方がいいでしょう。
それは、まだ発売中のCX-8と同様の感覚。CX-80も同レベルの居住性が与えられることは間違いありません。ちなみに今回の試乗車は、サードシートが3人乗りの仕様でしたが、大人が3人乗るのはさすがに厳しいな、というのが正直な感想です(子どもなら大丈夫!)。
続いて、ラゲッジスペースを見てみましょう。CX-90の荷室は、サードシートの背もたれを倒すとCX-60のそれより圧倒的に広くなります。サードシートがある、ということよりも、広いラゲッジスペースを得られるということの方が、リアルワールドでのメリットとしては大きいかもしれません。
広々とした快適なセカンドシートと、荷物をたっぷり積めるラゲッジスペース。それがCX-90の使い勝手における真骨頂だと強く感じました。
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