EVの入門用としてもアリかも!? 斬新なルックスのヒョンデ新型「コナ」は日本市場にアジャストした使い勝手のいい電動コンパクトSUV
ドライバーに気持ちよさを感じさせる走り味
気になるコナの1充電当たりの航続距離は、バッテリー容量の小さいエントリーグレード「カジュアル」で456km。大容量バッテリーを搭載する他グレードは541〜625kmをマークします。
コナはボディサイズは小さいけれど、都市部の移動だけでなくロングドライブもこなせるよう考えられているのです。

最高出力は、バッテリー容量の小さい「カジュアル」が99kW(135ps)で、それ以外のグレードは150kW(204ps)を発生します。ちなみにモーター自体は全グレード同じで、制御を差別化することでパワー差を設けています。
最大トルク値はいずれも255Nmで共通。今回の試乗ではそれぞれを乗り比べることはできませんでしたが、初期の加速はどちらも変わらず、アクセルペダルを深く踏み込んだ際の車速の伸び感とパワーの盛り上がりで差がつくと予想されます。
今回試乗したのは、64.8kWhの大型バッテリーと150kWモーターを搭載した上位グレードの「ラウンジ」。その走りの印象は、ひと言でいえば「結構よくできているな」というものでした。
まず加速は、パワーの盛り上がり感が心地いいですね。EVがシャープな加速を見せるのは当たり前の話で、そこだけを強調すると無味無臭な印象になりがち。パワーの盛り上がりを演出し、ドライバーに気持ちよさを感じさせるか否かが味つけの腕の見せどころですが、コナはそこの部分がかなり上手です。
フットワークは、峠道でスイスイ曲がるなど運転するのが楽しい味つけ。気持ちよく走れて、気持ちよく曲がれる。ドライバビリティに関して、コナは予想以上に出来がよく、ちょっと驚きました。ドライバーの感性に沿うようなチューニングのツボを心得ているな、という印象です。
乗り心地に関しては、舗装の荒れた道では路面の凹凸に起因する細かなゴツゴツ感が伝わってくるシーンもありましたが、気になるのはそれくらい。高速道路などではフラットな乗り心地を提供してくれます。
また走行中、ウインカーを出して車線変更をしようとすると、移動したい方向の斜め後方の様子をメーターパネル内に映像で表示してくれたり、ナビゲーションでの案内中、前方の映像にルート案内を重ねて表示する「ARナビ」が搭載されていたりと、コナは安全性や使い勝手も上々です。
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