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EVの入門用としてもアリかも!? 斬新なルックスのヒョンデ新型「コナ」は日本市場にアジャストした使い勝手のいい電動コンパクトSUV

日本で認められるようなクルマづくりをしたい

 使い勝手といえば、コナは右ハンドル化はもちろんのこと、ウインカーレバーをステアリングポストの右側に移していたり、メーター表示なども日本語表示に対応したりといったローカライズは当然のこととして、なんとドライブモードの切り替えにも日本仕様独自の制御を取り入れているといいます。

日本のユーザーの使い勝手などを考慮し、随所に日本独自のデザインや機能を盛り込んだヒョンデの電動コンパクトSUV「コナ」
日本のユーザーの使い勝手などを考慮し、随所に日本独自のデザインや機能を盛り込んだヒョンデの電動コンパクトSUV「コナ」

「エコ」、「ノーマル」、「スポーツ」、「スノー」というドライブモードの切り替えメニュー自体は他の地域と共通ですが、「エコ」や「ノーマル」やゆっくりスタートする日本の交通環境に合わせてパワーの出方をマイルドに、逆に「スポーツ」はシャープに加速するようにメリハリを強めているといいます。

 また日本仕様は、充電口やそのリッドもなんと専用設計だといいますから驚きです。特に、大型バスのスライドドアのように凝った開き方をするリッドは、日本の急速充電器に対応するための配慮なのだとか。日本の急速充電器に対応すべく大きくなった充電口に合わせて、リッド自体とその開き方を変えているのだといます。そのためフロントバンパー自体も、日本仕様だけデザインが異なっています。

 なぜヒョンデは、ドライブモードや充電口のリッドなどを日本市場にアジャストするという、高コストの変更をおこなってきたのでしょうか?

 日本法人の商品企画担当者によると「ヒョンデは日本市場の難しさや厳しさを理解していて、日本の消費者のクルマを見る眼が肥えていることも知っています。いずれは日本で認められるようなクルマづくりをしたいと考えています」とのことでした。

 ちなみにヒョンデグループの現在の会長や社長は親日家で、特に社長は日本の大学を卒業し、日本の自動車関連企業で働いたこともあるのだとか。日本の自動車業界も熟知していて、だからこそ日本で認められたいという思いがあるようです。

* * *

 斬新なスタイリングは好みが分かれるところですが、エントリーグレードで400万円を切る価格設定も含めて、EVの入門用としてコナはいい選択肢かもしれません。

 ちなみに、筆者がハワイ島のコナを好む理由は快適で居心地がいいからですが、ヒョンデのコナもキャビンや乗り味に心地よさを感じることができました。

●HYUNDAI KONA Lounge
 ヒョンデ コナ ラウンジ
・車両価格(消費税込):489万5000円
・全長:4355mm
・全幅:1825mm
・全高:1590mm
・ホイールベース:2660mm
・駆動方式:FWD
・電気モーター:交流同期電動機
・最高出力:204ps(150kW)/5800〜9000rpm
・最大トルク:255Nm/0〜5600rpm
・駆動用バッテリー総電力量:64.8kWh
・サスペンション:(前)ストラット式、(後)マルチリンク式
・ブレーキ:(前)ベンチレーテッドディスク、(後)ディスク
・タイヤ:(前)235/45R19、(後)235/45R19

Gallery 【画像】「えっ!…」斬新なルックスにスゴい機能を内包! ヒョンデ「コナ」を写真で見る(53枚)
「カチッ」と日常をオフに。至福の時を刻む、マインドフルネス

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