限定60台は即完売! レクサスの“特別なクーペ”はノーマルの「LC」とは走りが別物!? 格上の「EDGE」を公道で試した印象とは
フルモデルチェンジ級の進化だからこそ不満も募る
このようにEDGEの走りは、“フルモデルチェンジ級”の進化を遂げています。ただし残念なのは、60台の限定分はすでに完売していて、これから購入できないことです。

とはいえ、「LEXUS UPGRADE Selections by KINTO FACTORY」ではすでに販売された車両を対象にEDGEのアイテムの一部をパッケージ化した「LEXUS LC Performance Upgrade Package」が用意されており、EDGEのうま味を8割くらいは再現可能です。
一方、見た目の部分はというと……デビューから6年が経過しながらいまだ色あせないエクステリアですが、ブランドとしての統一感を考えると、「NX」からスタートした“ネクストチャプター”のデザインモチーフを一部でもいいので活用しながらアップデートすべきでしょう。
インテリアも、タッチパネル用の最新インフォテイメントへの変更は歓迎すべきところですが、インパネ自体のデザインはメーター回りを含めてそのまま。特に、従来モデルで“リモートタッチ”が存在していた跡地に取ってつけたかのようなスイッチは不満を覚えます。
走りの進化・熟成に関してはものすごく頑張っているのに、見た目の部分になると急にトーンダウンしてしまうのは、昨今のレクサスの残念なところ。特にセダンやクーペといった台数の少ないモデルはその傾向が顕著です。
もちろん、インパネを含めた成形パーツの変更はコストがものすごくかかるため、そんな簡単に変更できないことは重々分かっています。ただし、ユーザーは「走り」を買うのではなく「クルマ」を買うわけですから、もっと気を使って欲しいところ。特にLCは、「LS」と並ぶレクサスのフラッグシップモデルなのですから……。
ちなみに他のプレミアムブランドでは、一部改良の際にインパネのデザインを刷新することが結構あります。「他社にできて、なぜレクサスにできないのか?」……その辺りも今後は真剣に考えるべき課題だと思います。
最後は厳しい指摘となってしまいましたが、逆にいえば「LCにはまだまだ伸び代がある」と思うのです。EGDEの走りを“民政化”し、見た目もアップデートされた新型LCが登場するのを筆者は期待しています。
●LEXUS LC500 EDGE
レクサス LC500 EDGE
・全長:4770mm
・全幅:1920mm
・全高:1345mm
・ホイールベース:2870mm
・車両重量:1930kg
・エンジン形式:V型8気筒DOHC
・排気量:4968cc
・変速機:10速AT
・最高出力:477ps/7100rpm
・最大トルク:540Nm/4800rpm
・サスペンション:(前)マルチリンク式、(後)マルチリンク式
・ブレーキ:(前)ベンチレーテッドディスク、(後)ベンチレーテッドディスク
・タイヤ:(前)245/40R21、(後)275/35R21
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