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スズキの“GSX-S”シリーズにクロスオーバーモデルの「GSX-S1000GX」が誕生! 新しい電制サス採用でツーリング最強モデルとなるか!?

スーパースポーツ系のパワーユニットを搭載

 2024年のバイク業界を占うEICMA 2023(ミラノショー2023)の舞台で、スズキはブランニューモデル「GSX-S1000GX」を発表しました。

 スポーツネイキッドの「GSX-S1000」、カウルを装備したグランドツアラー「GSX-S1000GT」に続き“GSX-S”シリーズに期待のニューモデルが加わりました。

スズキ新型「GSX-S1000GX」は、スポーツツアラーとアドベンチャーを融合させた新発想のクロスオーバーバイク
スズキ新型「GSX-S1000GX」は、スポーツツアラーとアドベンチャーを融合させた新発想のクロスオーバーバイク

「GSX-S1000GX」は、スポーツツアラーとアドベンチャーを融合させたクロスオーバーバイクという位置づけです。その特徴について、2輪車を中心に乗り物関連の記事を執筆しているライターの増谷茂樹さんは次のように話します。

「スポーツネイキッドの『GSX-S1000』は、スーパースポーツモデルである『GSX-R1000R』系のエンジンを搭載したハイパフォーマンスなストリートファイターで、『GSX-S1000GT』はそれをツーリング向けにアレンジしたモデルでした。今回発表された新しい『GSX-S1000GX』は、そこにアドベンチャーの要素をプラスしたモデルといえます」

「GSX-S1000GX」の前後ホイール径は他のシリーズモデルと同様17インチですが、大型のスクリーンやリアキャリアなど、ツーリング向けの装備が与えられています。

 ハーフタイプのカウルが発する印象はシリーズに共通するアグレッシブなものですが、ライディングポジションはアップライトで、ツーリングでの快適性を重視したつくりとなっています。

「エンジンは歴代の『GSX-R1000R』の中でも名機といわれた、“K5”と呼ばれる2005〜2006年型のもの。スーパースポーツ系の中ではロングストローク仕様のエンジンで、トルクフルな特性が特徴です。ツーリングなどとも相性もいいでしょう」(増谷さん)

●オンロードとオフロードの性能を両立する電子制御サス

「GSX-S1000GX」にプラスされたアドベンチャーの要素は、さまざまな路面状況に対応する優れた走破性です。

 それを支えるのが、スズキの2輪車としては初めての採用となる、スズキアドバンスドエレクトロニックサスペンション(SAES)と呼ばれる電子制御のサスペンション。

 これは速度や路面状況、ブレーキによる車両の姿勢変化に応じて、サスペンションの減衰力やプリロードを電子的に制御するもの。さらに、IMUなどのデータを組み合わせることで、凸凹路面を検知してサスペンションの制御量を自動で切り替える機構も搭載されています。

 スズキロードアダプティブスタビライゼーション(SRAS)と呼ばれるこのプログラムにより、未舗装路での振動を抑えたスムーズな乗り心地と、オンロードでのダイナミックなスポーツ走行の両立できるようになったといいます。

 ホイール径や装着されているタイヤなどから考えると、バリバリと悪路を走行する本格的なオフロードモデルではありませんが、ツーリング先で出くわす未舗装路での安心感は飛躍的に高まっていることでしょう。ツーリングライダーは要注目の新モデルといえそうです。

Gallery 【画像】「えっ!…」ちょっとした悪路など苦にならない! スズキ新型「GSX-S1000GX」を写真で見る(17枚)
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