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昭和の少年はみんな夢中になった! サーキットの狼でも活躍した“美しきスーパーカー”フェラーリ「ディーノ246」とは

ミッドシップフェラーリの先駆けとなった「ディーノ246」

 世界各国の美術品を取り扱うオークション会社である「サザビーズ」において、ミッドシップフェラーリの先駆けとなった「DINO 246GTS(ディーノ246GTS)」が出品されて注目を集めています。

オークションに登場した1974年式フェラーリ「ディーノ246GTS」 Darin Schnabel ©2024 Courtesy of RM Sotheby's
オークションに登場した1974年式フェラーリ「ディーノ246GTS」 Darin Schnabel ©2024 Courtesy of RM Sotheby's

 ディーノ246GTは、1968年に生産が開始されたレース車両「206GT」の公道走行車両として1969年に誕生しました。

 フィアット製2.4リッターV型6気筒エンジンは、フェラーリ市販車初のミッドシップレイアウトを採用することで、GTカーというよりはハンドリングマシンとしての魅力を色濃く残します。

 しかし、当時のフェラーリはV型12気筒エンジンによるブランドイメージを崩したくないため、ディーノ246GTにはフェラーリの名称やエンブレムが与えられず、「DINO」ブランドとして生産されました。
 
 しかし、小排気量ながら高回転まで気持ちよく回るパワートレインやミッドシップならではの回頭性を活かしたクイックなハンドリングは、多くのフェラーリファンを魅了しました。

 また、芸術品ともいわれたピニンファリーナが担当したアルミボディは、当時のクルマとしては唯一無二のデザインで、フェラーリのなかでもベストセラーモデルになります。

 事実、ディーノ246GTは1969年から1974年の5年間で2472台製造され、その後の「308GTB」や大ヒットモデルの「F355」に継承されていきます。

 とくにディーノ246GTの販売台数に貢献したのが米国で、需要の高いオープンカーニーズを狙って、タルガトップ仕様である「ディーノ 246GTS」を投入します。

 さらにディーノ246 GTはまだ輸入車が希少だった日本でも取り上げられ、池沢さとし(池沢早人師)氏が執筆したスーパーカーを題材にした漫画作品「サーキットの狼」にも登場しました。

 このように世界中で自動車ファンを虜にしたミッドシップフェラーリのディーノ246ですが、オークション最大手のサザビーズに出品されて注目を集めています。

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東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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