レーシーなデザインの「大型リアスポイラー」が大胆! ヒョンデの電動コンパクトSUV「コナ」にスポーティな新グレード登場!! 公道での印象は
「Nライン」専用のサスペンションが欲しかった
実際にドライブしてみると、なるほど確かにヒョンデ側の説明は理解できます。

「コナ Nライン」は高速域でのスタビリティが高く、一方、ひとたび峠道に差しかかればターンインの素直さもコーナリング中の安定感も文句のつけどころがないレベル。しかも乗り心地も、BEVにありがちな突き上げ感が極めて少なくフラットライドで、完成度は本当に高いと感じます。
そういう意味では、標準のサスペンションでも不満はありませんが、筆者の個人的な気持ちというか願いとしては、絶対的な性能という意味よりも他グレードの差別化とか特別感、記号性という意味で、「Nライン」専用のサスペンションが欲しかったというのが正直な印象。次の商品改良あたりでぜひ期待したいですね。
ちなみに価格は消費税込で506万円(45万円の補助金や減税が受けられるので、実質的には455万円ほどの感覚)と、「ラウンジ」に対して16万5000円のアップ。その金額で内外装をスポーティにドレスアップできると考えれば、十分に納得できる差額ではないでしょうか。
ところで、「コナ」を始めとするヒョンデの日本仕様車は、右ハンドル化されているだけでなく、多くの右ハンドル輸入車が世界標準の左側ウインカーを採用するのとは違って、日本車同様にウインカーレバーを右側に装備しています。
また、「コナ」は急速充電のシステムを日本規格のCHAdeMO(チャデモ)としているのに加え、ドライブモードの設定もノーマルでは“よりおだやかに”、スポーツは“より加速の反応をよく”といった日本人の嗜好に合わせた専用の制御を採用。意外なところまで日本市場にローカライズしているなど、日本に対する本気を感じさせます。
そこまで手を加えている輸入車は、ヒョンデ以外では中国のBYDくらい。このところ筆者は、両社のクルマに接するたびに、アジアンメーカーの仕事ぶりの“徹底”と“底力”を感じています。この辺りのこだわりが、世界中でシェアを伸ばしている理由のような気がします。
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