BMWの“小さな高級車”まもなく上陸! 4代目へ進化した新型「1シリーズ」は“先代の不満”を見事に払拭!! 気になる走りの実力は?
先代に不満を抱いていた人も新型には納得できるはず
そうなると、「M135 xDrive」のスポーツ性への期待がさらに高まります。

こちらの2リッター直列4気筒ターボエンジンは、最高出力300ps、最大トルク400Nmというスペック。従来モデルより若干下がっているのは、今後控える環境規制強化への対応だそうです。
ほかにも、従来の8速ATは7速DCTに変更され、トルセンLSDもメカニカルロッキングシステムに。これにxDrive=4WDが組み合わされます。
それに合わせてシャシーも、剛性アップのためのブレース類の追加、周波数感応型ダンパーを使ったアダプティブMサスペンションの採用、リアアクスルマウントのブッシュ硬度50%アップ、8mmの車高ダウンなどを実施。
しかも試乗車は、ロッド径を拡大した強化サスペンション、リアフロア下の追加ブレース、大径ブレーキ、19インチタイヤなどをセットしたオプションの「Mテクノロジーパッケージ」を装着していました。ただしこちらは、日本仕様で選択できるかどうか、まだ未定とのことです。
正直、従来の「M135i xDrive」には、速いしよく曲がるけれど、BMWに求める走りの一体感が物足りないと感じていたので、少々不安を抱きながら乗り込んだのですが、その走りは見事に進化していて、楽しくドライブできました。
エンジンはアクセルペダルを踏み込むと即座に応える瞬発力、そしてその後の爽快な吹け上がりが魅力。しかも、xDriveのおかげで発進時に前輪が空転してしまうようなこともなく、ためらわず右足に力を入れていけます。数馬力の差を体感することなど不可能です。
フットワークは想像どおり「120」よりもさらにカチッとした印象。元々、前輪駆動車としてはよく曲がる「1シリーズ」でしたが、クルマとの対話が深く濃くなったおかげで、自由自在に操れる感覚も増しているように感じられました。
私と同じように、先代に対してモヤモヤとした思いを抱いていた人も、これならおそらく納得ではないでしょうか? きっと開発陣自身も、いろいろな思いがあったんでしょうね!
* * *
マイナーチェンジ版かと思っていたなんて、本当にゴメンナサイといわなければならない大幅な進化を遂げていたBMWの新型「1シリーズ」。なかなか魅力的なプレミアムコンパクトカーになったな、というのが偽らざる実感です。
ただし、これだけのアップグレードを遂げたとなると、それなりに価格も上がるだろうな、ということが、ちょっと心配ではありますが……。
なお日本上陸は、もう間もなくとのこと。その辺りも含めて期待して待ちたいところです。
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