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3シリーズと決別! デカキドニー顔で登場したBMW新型「4シリーズ」の注目の走りとは?

賛否ある縦長キドニーグリルだが特徴があって良い

 BMWから新型「4シリーズクーペ」が発売された。

 これまでのBMWの歴史を振り返ると、「3シリーズセダン」のクーペ版(3シリーズクーペ)があり、それが先代から4シリーズとネーミングを変えた。つまり3シリーズセダンと4シリーズクーペは兄弟関係にあった。

 しかし今回日本に上陸した新型4シリーズクーペは、3シリーズとは独立したモデルとして自立したように見える。

  • BMW新型「M440i xドライブ クーペ」の走り

 それはBMWモデルの大きな特徴である「キドニー」と呼ばれるフロントグリルが、4シリーズ独自の縦長デザインになったことが大きい。

 これは、1930年代の「BMW328クーペ」や1970年代の「BMW 3.0CS」というBMWの歴史的なクーペのデザインに現代的な解釈をしたものだという。この形には賛否があるようだが、実際に見た筆者の印象は悪くはなかった。これくらいの特徴があったほうが、新しいモデルという印象が強くなって良いと思う。

 余談だが、じつはこの縦長グリルは、日本ではまだ登場していない新型「M4クーペ」「M3セダン」にも採用されている。ただしハイパフォーマンスのMモデルのグリルは吸入空気量を増やすためか、グリル幅が広くなっているので、正確にはノーマルの4シリーズクーペとは別デザインである。

 4シリーズクーペは、ボディサイズも3シリーズセダンとは違っている。カタログ上の寸法では、M440iクーペのボディサイズは全長4775mm×全幅1850mm×全高1395mmなのに対し、M340iセダンは全長4720mm×全幅1825mm×全高1445mmである。

 クーペだから全高が低くなっているのはわかるが、全長は55mm長くなり、全幅も25mm広くなっている。

 前後のトレッド(左右のタイヤ中心間の距離)も同様に広くなっているから、単にルックスとしてワイドに見えるようになっただけでなく、ハンドリング性能に大きな影響があるほどの寸法変化をしているのだ。ボディの違いだけでなく、セダンとは違うシャシの補強も施してあるというから、走りには相当こだわっていることがわかる。

Nextハンドリングはまさに人馬一体の走り
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こもだきよし
こもだきよし
モータージャーナリスト
日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会長(2016年〜) 1950年 神奈川県川崎市生まれ 自動車レース、タイヤテストドライバーの経験を経て、1984年から新型車にいち早く試乗して記事を書くフリーランスのモータージャーナリストになる。クルマが好きというより運転することが好きでこの仕事をしている。 世界一の難所と云われるドイツのニュルブルクリンクの北コース(ノルドシュライフェ)を1984年5月に初めて走ってから40年間通い、BMW M社主催のBMW ドライビングエクスペリエンスで、インストラクターとしてドイツ人インストラクターとともに日本人参加者向けにニュルの走り方を伝えている。

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