スバル「フォレスター」は期待を裏切らない! 快適な“ストロングハイブリッド”と軽快なガソリンターボ…ふたつの個性から選べる新型の走りとは
意外にも加速感に差がないS:HEVとガソリンターボ
今回、新型「フォレスター」の「S:HEV」こと“ストロングハイブリッド”車とガソリンターボ車を乗り比べてみて、驚いたことがありました。

それは加速フィールの違い。正確にいうと、明確な違いがあるのではなく、思っていたよりも加速感に差がなかったのです。
もちろん、発進時などでは力強いモーターを組み合わせている“ストロングハイブリッド”の方がトルク感を感じられてスムーズな上に、乗り味もなめらかです。
しかし、サーキットでの中間加速、公道で例えるなら、高速道路やバイパスでの合流時や追い越し時に相当するシーンでは、意外なことにそれぞれの加速感に大きな違いを感じませんでした。
ちなみに、エンジン単体での最高出力は“ストロングハイブリッド”車が160psでガソリンターボ車は177ps。同じく最大トルクは“ストロングハイブリッド”車が209Nmでガソリンターボ車が300Nmとなっています(いずれも開発目標値)。
エンジンだけのスペックを見ると、ガソリンターボ車の方が上手ですが、“ストロングハイブリッド”車はそこにモーターが加わることで、双方の力関係が拮抗するのでしょう。
ちなみにトランスミッションは、いずれも“リニアトロニック”と呼ばれる無段変速タイプを組み合わせています。
* * *
さて、もしも筆者が新型「フォレスター」を購入するとしたら、“ストロングハイブリッド”車とガソリンターボ車のどちらを選ぶか?
「もちろん、キビキビと走れるガソリンターボ車」……少し前のやんちゃな筆者なら、そう即答したことでしょう。ガソリンターボ車は走る楽しさをより強く感じられるのですから。
しかし、少し大人になった今の筆者なら、“ストロングハイブリッド”を選びます。なぜなら、加速がなめらかで、快適性もガソリンターボ車より1枚上手なのですから。
いずれにせよ新型「フォレスター」は、ドライバーの期待を裏切らない走り味の持ち主であると断言できるクルマです。
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