大胆進化のレクサス新型「ES」世界初公開! 革新的フォルムがインパクト大のプレミアムセダンは「ハイブリッド車と電気自動車」の二本立て
“センサリーコンシェルジュ”がキャビンを多彩に演出
新型「ES」は、インテリアもやはりシンプルでクリーンであることが念頭に置かれています。

造形だけの話ではなく、シートやトリムをできるだけ薄型にしたり、フロントやサイドのウインドウ枠下端を可能な限り下げたりといった工夫も施され、さらには絶対的な着座位置の高さも、優れた視界、開放感につながっています。
センター部分の柱を廃し、大きな1枚の調光機能つきガラスを用いたパノラマルーフは全車に標準装備されます。実はこれも、全高をギリギリまで抑えながら室内高を稼ぐ仕掛けなのです。
最新のセダンとしては先進感のアピールも欠かせません。コックピットを見ると、ドライバーの眼前には12.3インチの異形液晶メーターの採用により低く抑えられたメーターフードがあり、センターにはやはり大型のディスプレイが鎮座しています。
ちなみに中国仕様では、助手席前にもディスプレイが連なって置かれています。これは中国以外の市場でも、求められること必至でしょう。
さらにドアトリムには、光と音、香りまで連動させる面発光加飾を装備。普段は内装トリムに同化している物理スイッチが、手を近づけることで点灯する“レスポンシブ・ヒドゥン・スイッチ”などとも相まって、ハイテク感とレクサスならではのおもてなしを演出しています。
そんな中、筆者(島下泰久)が惹かれたのが“センサリーコンシェルジュ”です。設定された「INSPIRE」、「RADIANCE」、「REVITALIZE」という3つのモードに応じて、インテリアに搭載されたイルミネーション、音楽、マルチメディア動画、空調、シートに内蔵されたエアラプターによるリラクゼーション機能にヒーターまでが連動して、室内をリラックスにも、アゲアゲにも演出してくれるのです。
普通に、イルミネーションを音楽に連動させることもできるので、日常的に使っているとクセになりそうですね。いずれも、クルマを部屋の延長線上という感覚で味わう中国のユーザーが、いかにも喜びそうな機能……といいたいところですが、特に充電が必要なBEVならば、これは日本のユーザーだって楽しめるでしょう。
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前回、一昨年の「上海モーターショー2023」は、コロナ禍で世界が分断されている間に、中国の自動車メーカーが大きく力をつけていたことに気づかされる衝撃的なものとなりました。
あれから2年。「ES」という販売上重要なモデルをここまで革新してきたことで、レクサスがもたらすインパクトは、きっと小さくはないでしょう。
個人的には、それをセダンという形態にこだわって実現してきたことに、ブランドの決意のようなものを感じます。何しろ、それはクルマというものを知るブランドだからこそできる選択なのですから。
もちろん、この新型「ES」は日本でも販売予定です。ただし、登場時期はまだずっと先。2026年春頃になる模様です。
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