「カッコいい」だけじゃない!? メルセデス・ベンツ新型「CLA」に賛否の声が集まる理由とは? 注目の“デザイン”を検証
フロントマスクの“見え方”に賛否
最も好みが分かれるのはフロントマスクでしょう。CLAのフロントマスクは、先代から“シャークノーズデザイン”と呼ばれていて、キリッと引き締まった、スピード感のある表情が好評を博していました。

新型もシャークノーズデザインを継承していますが、一見して分かるように、その解釈は少々異なっているようです。
新型CLAは、LEDで発光するスリーポインテッドスターのエンブレムが、アニメーションも行う142個の小さな星々とともにフロントグリルに収まり、シグネチャーランプも新型Eクラスに続いてスリーポインテッドスターとされるなど、一層ラグジュアリーで先進性を感じさせるデザインが採用されています。
ちなみにこのフロントグリルはBEVモデルのみで、ハイブリッドモデルは、フレーム部がLEDで発光する穴の開いたフロントグリルが装着されます。
賛否が分かれるのは、左右のヘッドライトを繋ぐLEDストライプの位置です。同様のモチーフは、今ではフォルクスワーゲン「ティグアン」やトヨタ「クラウン」など、多くのモデルに採用されていて、どれも精悍なイメージの演出に寄与していますが、新型CLAのそれは、少々見え方が異なるのです。
その理由は、存在感のあるフロントグリルを迂回するように、グリルとボンネットエンブレムの間に配置されているからです。結果、“口を開けた鯉”のような顔つきに見えてしまっています。
また先代ではラインが集中するヘッドライトの目頭の位置に視点が集められていたのに対し、新型はLEDストライプの中央、ノーズ先端上部あたりに視線を集める造形であるため、スピード感がやや低く感じられるのです。
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