BMWモトラッドの未来を示す「R20コンセプト」日本初披露! 大排気量の水平対向エンジンを搭載する注目モデル「市販化の可能性」は?
2000ccのビッグ“ボクサーエンジン”を搭載
「モーターサイクルショー2025」で日本初お披露目となったバイクがBMW「R20コンセプト」。2000ccという大排気量の水平対向エンジンを搭載し、カスタムバイクを想起させるルックスが注目を集めていました。

「BMWは『R18』という1800ccエンジンを搭載するクルーザーモデルをラインナップしていますが、今回披露された『R20コンセプト』が搭載するエンジンの排気量は、さらに大きな2000cc。“ビッグボクサー”と呼ばれるだけあって、存在感抜群のパワーユニットでした」
そう話すのは、会場で実車をチェックしてきた乗り物ライターの増谷茂樹さん。
「テールランプを内蔵したシートや短くまとめられたテール周りなど、全体のデザインもエンジンの迫力を引き立てるような仕立てでした。過去、BMWはコンセプトモデルをそのまま市販した実績があるので、近い将来、『R20コンセプト』に近いスタイルのバイクが登場することも十分考えられます」
「R20コンセプト」は、LEDのリングライトを丸型ライトのように配置したフェイスデザインを採用。コンパクトなメーターが装備されていますが、これは現行モデルの「R12」のそれに近いもので、コンセプトだけのデザインではなさそうです。
マフラーは太い排気管をそのまま斜めにカットしたかのような形状。エアクリーナーボックスはなく、同じくスラッシュカットされたエアインテークとともに、このままのデザインでの市販化は難しそうですが、どんな吸排気音を響かせるのか興味がわきます。
また、BMWの水平対向エンジンモデルの伝統に沿って、シャフトドライブ方式を採用。シャフトが外部に露出したデザインは迫力です。
さらに、ホイールベースは「R18」より短くなっているようなので、コーナリングも楽しめそうです。
●極太のリアタイヤが迫力のリアビューを演出
タイヤは前後とも17インチ。フロントは120/70ZR17という一般的なサイズですが、リアは200/55ZR17という極太サイズとなっています。
シート後方が切り落とされたような個性的なテールデザインと相まって、リア周りに迫力をプラスしています。
フロントホイールはスポークタイプですが、リアにはアメ車のディッシュホイールのようなデザインのものがついていて、いかにもカスタムバイク然とした雰囲気。フロントにはオーリンズ製の倒立フォークも装着されています。
ブレーキは、フロントがラジアルマウントの6ポッドキャリパーをダブルで装着。ISRというスウェーデンのメーカーのものがついています。リアも同じくISR製で、4ポッドのラジアルマウントタイプとなっている辺りはカスタムバイクっぽいところです。
さすがにこのままのデザインで市販化されることはなさそうですが、大排気量のボクサーエンジンを搭載したロードスターというコンセプトには、グッとくるバイク好きも多いはず。イメージをできるだけ変えることなく、市販化を期待したいところです。
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