不人気だった理由は時代のせい? それとも“斬新な顔”のせい!? 32年前に全面改良したホンダ3代目「インテグラ」とは
独立丸型4灯ヘッドランプがユニークだったが…
いまから32年前の今日、1993年(平成5年)5月20日、本田技研工業(以下、ホンダ)は3代目にフルモデルチェンジした「インテグラ(INTEGRA)」を発表(発売は5月21日)しました。
どんなクルマだったのでしょうか。

インテグラは、ホンダのスポーティクーペです。今回紹介するモデルは、インテグラとしては3代目にあたります。
1980年に登場した5ドアハッチバックの「クイント」は、1985年にフルモデルチェンジされて「クイントインテグラ」と車名を変更して3ドア/5ドアクーペと4ドアセダンのラインナップになります。
1989年にフルモデルチェンジされた2代目からは単に「インテグラ」となり、3ドアクーペと4ドアハードトップになりました。
3代目インテグラも3ドアクーペと4ドアハードトップが設定されますが、4ドアハードトップは遅れて1993年の7月23日に発表されました。
3代目インテグラは、なんといってもフロントマスクが個性的でした。
フロントバンパーに独立した丸型4灯ヘッドランプを内蔵しており、リトラクタブル式ヘッドランプを採用した初代や、横長ヘッドランプを採用した2代目とはまったく違う顔つきになりました。
ですが、このフロントマスクは人気を得られず、1995年のマイナーチェンジでほとんどのグレードが横長のヘッドランプに変更されました。このマイナーチェンジの際に登場したのがインテグラ初の「タイプR」です。

パワートレーンは、1.6リッター(燃料供給装置の違いで2種)と1.8リッターのDOHCを搭載。1.8リッターはリッターあたり100馬力を達成したVTECを採用していました。
組み合わされるトランスミッションは5速MTと4速ATを設定し、駆動方式はFFのみでした。
この頃から、クルマは高い安全性が求められ、3代目インテグラも一次安全(アクティブセーフティ)では4輪ABSやトラクションコントロールなど、二次安全(パッシブセーフティ)では高剛性ボディやドアビーム、運転席&助手席SRSエアバッグシステムなどが設定されました。
東京地区の車両価格(税抜)は、ZX(1.6Lキャブ仕様/5速MT)の129万7000円からSi VTEC(1.8L VTEC/4速AT)の210万円でした。
3代目インテグラは2001年に4代目にフルモデルチェンジされますが、ミニバンやSUVの人気に押されてクーペの人気は下降気味で、4代目は2007年に販売を終了し、インテグラはホンダのラインナップからフェードアウトしました。
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現行型のシビックをベースに、中国仕様は2021年、北米仕様(アキュラ)は2022年に「インテグラ」が復活しました。
日本でもシビックの双子車として「インテグラ」が復活すると面白そうですが、その可能性はかなり低いと思われます。
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