68年前のポルシェ「356A カレラGT/GTライトウェイトクーペ」がオークションに登場! わずか26台の希少“レーシングモデル”の落札予想価格とは
輝かしい戦歴と徹底レストアが魅力の“幻のポルシェ”
米国ブロードアローオークションズは2025年8月13日と14日、米国カリフォルニア州で開催される「モントレージェットセンター2025」に、1957年式ポルシェ「356A カレラGT/GTライトウェイトクーペ」を出品すると発表しました。

今回出品されるのは、1957年に26台のみ製造された希少なファクトリー製ライトウェイトモデル、ポルシェ356A カレラGT/GTライトウェイトクーペです。シャシナンバー「100913」を持つこの個体は、フールマン製4カムシャフトを採用した1.5リッター水平対向4気筒「タイプ547/1」エンジンを搭載し、専用のスポーツエキゾーストにより最高出力110馬力を発揮。
ガラスの代わりにプレキシガラス製のウインドー、軽量バケットシート、ヒーター廃止など徹底した軽量化が施されています。
このクルマは米国のインポーターであるホフマン・モータース経由でドクター・ディック・トンプソン(通称「空飛ぶ歯医者」)に託され、1957年8月の「バージニア・インターナショナル・レースウェイ」でデビュー。その後もナッソーでのトロフィーレースや複数のSCCA戦に出場し、1958年にはポルシェKGワークスチームの一台として「セブリング12時間耐久レース」に参戦。名ドライバーであるヘルベルト・リンゲと“レーシング・バロン”フシュケ・フォン・ハンシュタインのコンビにより、クラス優勝・総合10位という輝かしい戦績を収めました。
レース活動終了後も数多くのオーナーに渡り、2018年から3年をかけてオリジナルを忠実に再現したフルレストアを実施。ボディナンバーやエンジン/トランスアクスルなどはすべてマッチングナンバーを保持しており、現在も完全なオリジナリティが保たれています。レストア後にはアメリア・アイランド、ラドナー・ハント、グリニッジなど複数の一流コンクールで受賞。走行性能と美しさの両立、そして由緒正しいレースの系譜を兼ね備えた一台として、世界中のポルシェコレクターから注目を集めています。
この1957年式ポルシェ356 A カレラGT/GTライトウェイトクーペ、オークションでの落札予想価格は90万〜120万ドル(日本円で約1億3140万円から1億7520万円)と予想されています。
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