「えっ…、そんなに深くまで突き進めるの!?」最大渡河水深が700mm超の“冠水に強いクロカンSUV”3選
最大渡河水深700mm以上! 実用性と革新性を両立した2台
ゲリラ豪雨や道路冠水などの災害が増えているいま、クルマ選びでも“もしも”に備える視点が求められています。そこで注目したいのが「最大渡河水深」というスペック。今回は、いざというときに頼れる優れた渡河性能を備えたクロスカントリー(クロカン)SUVの3台を紹介します。

●トヨタ「ランドクルーザー250」
日本を代表するクロカンSUVであるトヨタ「ランドクルーザー」シリーズは、世界の過酷な現場で信頼を集めてきたモデルです。そのなかでも「ライトデューティモデル」として登場した「ランドクルーザー250」は、高いサバイバル性能を誇り、最大渡河水深は700mm。水深700mmまでならば走行が可能となっています。

電動パワーステアリングの採用により悪路でのキックバックを抑えるほか、アンダーフロアビューやアクティブトラクションコントロールといった新世代オフロードメカニズムを搭載。シリーズの伝統を受け継ぎながら、新たな時代を感じさせる一台に仕上がっています。
またデザイン面でも徹底的に機能を追求しているのが特徴で、高い位置に配置されたヘッドライトは草木の多いサバンナや瓦礫の中でも視界を確保できるよう設計。前後分割式のフロントバンパーは、破損時でも簡単に交換可能な構造とすることで、本格クロカンとしての信頼性を支えています。

●メルセデス・ベンツ「G580 EQテクノロジー エディション1」
続いて紹介するのは、メルセデス・ベンツのラインナップの中でも、クロカンSUVとして長い歴史と実績を誇る「Gクラス」です。そのGクラスに新たなコンセプトとパワーユニットを引っ提げて加わったのが、「G580 with EQ Technology Edition 1(G580 ウィズEQテクノロジー エディションワン)」です。最大の特徴は、Gクラスとして初となるフルバッテリー駆動のBEV(電気自動車)であることです。
床下に搭載されたバッテリーはしっかりとシーリングされており、ハードなオフロード走行を想定して26mm厚のカーボン素材で保護。さらにモーター特有のトルク特性を活かすことで、最低地上高250mm、アプローチアングル32度、デパーチャーアングル30.7度という、従来のGクラスを超える走破性能を実現しています。
渡河性能も例外ではなく、最大渡河水深は850mmと、エンジン搭載モデルである「G450d」の700mmを大きく上回る数値を誇ります。クロカンSUVのBEVモデルと聞くと疑問を抱く人もいるかもしれませんが、メルセデス・ベンツによれば、「オフロードにおけるハイパフォーマンスを追求した結果、BEVにたどり着いた」とのこと。G580は、クロカンSUVの中でもトップクラスの悪路走破性と次世代のテクノロジーを融合させた、非常に完成度の高い一台といえるでしょう。
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