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期待のロータリースポーツ「アイコニックSP」から歴代「RX-7」やル・マン優勝マシンまで! 新生「マツダミュージアム」の見どころは?【クルマ×アソビ#22】

「クロノス」や「ファミリア アスティナ」といった激レア車も

 マツダファンにとっての聖地ともいうべき「マツダミュージアム」が部分改修を受け、再オープンを果たしたのは2025年4月1日のこと。本記事では、1994年の開館以来、年間5万人以上が来場する人気施設の新たな見どころをご紹介します。

新生「マツダミュージアム」
新生「マツダミュージアム」

 マツダの本社工場に隣接している、マツダ車に関する自動車産業見学施設「マツダミュージアム」。その1階エントランスのドアが開くと、現行のND型「ロードスター」が出迎えてくれます。

 取材当日は、その背後にミッドサイズの電動セダン「EZ-6」やマツダ最大のSUV「CX-90」という日本ではお目にかかれない海外専売モデルなども展示され、ドアを開けるなど触れることもできました。

 1F受付にはミュージアムショップも併設されており、マツダ公式グッズの購入も可能。「マツダミュージアム」でしか買えない限定アイテムも販売されています。

 2階へと足を運ぶと、そこにはメインの展示スペースが。マツダの歴史を彩ったクラシックカーがズラリと並んでいるほか、“スカイアクティブテクノロジー”や“魂動デザイン”など、現在のマツダ車の採用される最新技術に関する情報も解説されています。

 なかでも注目は、歴代の名車がズラリと並ぶクラシックカー展示エリアでしょう。

 戦後、広島の復興の大きな力となり、マツダが自動車メーカーとしての一歩を刻むことになった1950年代の「オート三輪車」に始まり、世界初の量産2ローター・ロータリー車となった「コスモスポーツ」(1970年の後期型)、“赤いXG”が大人気となった5代目「ファミリア」(1980年)、バブル期に大ヒットした「ユーノス・ロードスター」(1989年)、マツダがブランドスローガン“Zoom-Zoom”を掲げた初のモデル、初代「アテンザ」(2002年)など、マツダの歴史を語る上で欠かせない貴重なモデルが一堂に展示されています。

 ここからは、そんな貴重なモデルの中でも、特に注目すべきモデルをご紹介していきましょう。

 まずは、マツダを代表するスポーツカーの「RX-7」。取材当日は、鮮やかなグリーンがまぶしい初代「サバンナRX-7」(1978年)、2代目の前期型「サバンナRX-7」(1985年)、そして、歴史のフィナーレを飾った3代目「RX-7」の限定車「スピリットR」(2002年)という歴代すべてのモデルが展示されていました。

 また展示スペースには、“激レア車”と呼ぶにふさわしい平成初期に登場したミッドサイズセダン「クロノス」(1993年)や、個性派コンパクト5ドアハッチバック「ファミリア アスティナ」(1989年)」なども仲間入りしていました。

 さらにエンジン単体ではありますが、幻に終わった高級車ブランド・アマティのフラッグシップセダンに搭載予定だったという、4リッターV12の試作エンジン(1992年)も見どころのひとつといえるでしょう。

 そして、クラシックカー展示スペースの最大の目玉は、リニューアルされたモータースポーツエリアです。

新生「マツダミュージアム」
新生「マツダミュージアム」

 新たな展示エリアは、1991年の「ル・マン24時間耐久レース」で日本車初の総合優勝を果たした「787B」を中心としたものに。実際の優勝マシンである55号車を収めたガレージ風の展示で、より近くで実車の迫力を目の当たりにできるようになりました。

 加えて、立体音響機器の導入により、「787B」のエンジン音を楽しめる点も魅力的。まるでサーキットにいるかのような迫力あるロータリーサウンドを体験できます。

 このほか、「ファミリアプレスト ロータリークーペ」のスパ・フランコルシャン24時間レース参戦車(1970年)のレプリカや、WRC(世界ラリー選手権)に挑んだ「サバンナRX-7」のグループB仕様(1978年)といった、歴史的価値のあるロータリーマシンに加えて、“MAZDA SPRIT RACING(MSR)”としてスーパー耐久シリーズへの参戦を始めた際のマシン「MSR マツダ2 バイオコンセプト」(2022年)も、新たなモータースポーツへの挑戦の1ページとして紹介されています。

Next「アイコニックSP」などのコンセプトカーも間近で見られる
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