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「TWIN TURBO」のロゴが懐かしい! Z32をオマージュした日産「Z ヘリテージエディション」が米国で登場 レトロな雰囲気を醸し出す特別仕様車の中身とは

GT-Rのイメージカラー「ミッドナイトパープル」を採用

 日産の米国法人は2025年9月10日、は2026年モデルとして「Z Heritage Edition(ヘリテージエディション)」を発表しました。

米国で発表された日産の特別仕様車「Zヘリテージエディション」
米国で発表された日産の特別仕様車「Zヘリテージエディション」

 今回の特別仕様は、1990年代に人気を博した300ZX(Z32型)へのオマージュを込めたもので、現行のZをベースに往年のスポーツカーらしい意匠を随所に取り入れています。

 新型の販売開始は2025年9月を予定しており、Zファンにとっては懐かしさと新しさを融合させた注目のモデルとなります。

 外観でまず目を引くのは、GT-Rのイメージカラーとして知られる「ミッドナイトパープル」を全身にまとったボディです。

 Zシリーズにおいては珍しい色合いで、これまでGT-Rファンに根強く支持されてきたカラーをZに採用したことで、新鮮さとともに往年のジャパニーズ・スポーツカーの文化を思い起こさせます。

 足元には19インチのブロンズカラーのRAYS製ホイールが装着され、ブレーキキャリパーはレッドで塗装され、エクステリアの存在感をさらに強調しています。

 また、サイドには「Twin Turbo」の文字が入ったブロンズのグラフィックが施され、300ZXツインターボを思わせる演出がなされています。

 リアにはカーボンファイバー製のスポイラーを備え、そこにも「Twin Turbo」のロゴが白で入れられています。さらに、Zエンブレムは金色のリースで縁取られ、特別仕様車であることを示す「Heritage Edition」のバッジが組み合わされるなど、細部にまでレトロな要素が盛り込まれています。

 インテリアでは、専用のドアシルプレートやフロアマットに「Heritage Edition」のロゴが入り、外観だけでなく乗り込んだ際にも特別感を演出します。

 ベースとなるのは上級グレードのPerformance仕様で、機械式リミテッドスリップデフを搭載し、ブリヂストン製ポテンザS007タイヤを装着。9インチのタッチスクリーンや8スピーカーのBOSEオーディオシステム、シートヒーター付きのパワーシートや電動格納ミラーなど、快適装備も充実しています。スポーツカーとしての走行性能を担保しながら、日常的な利便性も考慮された仕様となっています。

 価格は、ヘリテージエディション専用パッケージが2940ドル(日本円で約44万1000円)で、Performanceグレードに追加する形で提供されます。Performanceの基本価格が約5万4215ドル(約813万2000円)であるため、合計で約5万7155ドル(約857万3000円)となります。

 2026年モデルのZは、このヘリテージエディションに加え、従来通りSport、Performance、NISMOの各グレードが継続展開されます。

 新たなボディカラーとして「ボルダーグレー」にブラックルーフを組み合わせた仕様もSportとPerformanceに設定されますが、その他の大幅な変更はなく、ラインナップ全体としては堅実な進化にとどまります。

※ ※ ※

 日産Zは、初代から続く伝統とスポーツカー文化を背負ってきたモデルであり、特に日本国内外で根強いファンを持ちます。

 近年は電動化の流れが加速する中で、こうした純ガソリンエンジンを搭載したFRスポーツクーペは数少なくなってきています。その中で、ヘリテージエディションのように過去の名車に敬意を表したモデルを打ち出すことは、Zの存在意義を再確認する試みでもあります。

 今回の特別仕様車は、単なる外観のアレンジにとどまらず、日産がZというモデルにどのような思いを込めているのかを示す存在といえるでしょう。

 Z32型300ZXに象徴される90年代の国産スポーツカー黄金期と、現代のZが持つパフォーマンスと快適性。その両方を一台に重ね合わせた「Zヘリテージ」は、スポーツカー文化を継承し未来へとつなぐ重要な橋渡し役となりそうです。

Gallery 【画像】日本でも流行りそう! レトロな雰囲気漂う特別仕様車の日産「Z」を写真で見る(17枚)
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