VAGUE(ヴァーグ)

まもなく日本上陸! 新型BMW「M3セダン」「M4クーペ」はどこが進化したのか

 新型M3セダン/M4クーペをいざ購入しようと思うと、魅力的なパッケージがたくさん用意してある。まだ日本での車両価格やオプション価格は明らかになっていないが、高そうなオプションもあるから心の準備が必要だ。

  • BMW新型「M3セダン」(写真左)と「M4クーペ」(写真右)

 M Carbon Exterior Package(M カーボン・エクステリアパッケージ)は、エアインテーク、ミラーキャップ、リアスポイラー、リアディフューザーがカーボンになっている。

 M Race Track Package(M レーストラック・パッケージ)はMカーボンセラミックブレーキ、軽量ホイール、セミスリックタイヤ、Mカーボンバケットシートなど、リストにはたくさん挙がってくる。

 さらにM ドライブプロフェッショナルはMトラックモード、Mトラクションコントロール、MドリフトアナライザーとMラップタイマーを装備。

 またMドライバーズパッケージは最高速度が290km/hに引き上げられ(標準車は250km/h)、アジャスタブルDSCとアダプティブMサスペンションが標準になる。そしてタイヤは前20インチ、後21インチになる。ちなみに標準タイヤは前275/35ZR19(100Y)XL、後285/30ZR20(99Y)XLというサイズだ。

* * *

 M3の歴史は、1985年から発売されたE30型3シリーズクーペから始まる。2.3リッター直列4気筒エンジンは195psを発揮、5速MTを介し、1200kgの軽量ボディを後輪駆動で押し出す。モデル末期には2.5リッター直列4気筒で238psを発揮する「M3スポーツエボリューション」も登場した。

  • 初代E30型M3(写真は1988年製Evo1)

 第2世代のM3は1993年に登場した。3シリーズの歴史と同じく、E36型クーペをベースとしている。S50B30と呼ぶ3リッター直列6気筒のMエンジンを搭載する。初代M3のようなブリスターフェンダーはなくなり派手さはない。最終モデルでは3.2リッターのS50B32になり、321psまでパワーアップした。

 第3世代M3は2000年に発売になったE46だ。S54B32型エンジンは3.2リッター直列6気筒で343ps。いまでも愛好家の中では珍重される「M3CSL」は2003年に登場した。これはBMWで最初にカーボンルーフを採用したモデルだ。

  • 3代目E46型M3CSL(2003年)

 第4世代M3は、2007年に登場したE90ベースのモデル。セダンはE90、クーペはE92、カブリオレはE93が開発コードだ。このころまではノーマルとMモデルの開発コードは共通だった。ついに4リッターV型8気筒で420psを発揮するS65B40と呼ぶエンジンを搭載した。ここまではノーマルアスピレーション(NA:自然吸気)エンジンだった。

 第5世代は2014年に登場したF80(セダン)、F82(クーペ)だ。この代からクーペモデルは「M4」と改称し、ここからMモデル用の開発コードが用いられるようになった。V8から直6に戻ったS55B30エンジンは2基のターボチャージャーを装備し、431ps・550Nmを発揮した。

 歴代のM3に共通していえることは、どのモデルも運転して楽しいクルマだということ。それは現在乗ったとしても同じだ。「駆けぬける歓び」の先頭に立っているのがMモデルなのだ。

BMW・M3 の中古車をさがす

BMW・M4 の中古車をさがす

Gallery 【画像】BMWの魂!「M3」の壮大な歴史を画像でチェック! (52枚)
「2段あたため」レンジがすごすぎるっ!? 最新レンジを徹底紹介
三浦桃香プロとまわれるかも!?ゴルフコンペ参加者募集中!
こもだきよし
こもだきよし
モータージャーナリスト
日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会長(2016年〜) 1950年 神奈川県川崎市生まれ 自動車レース、タイヤテストドライバーの経験を経て、1984年から新型車にいち早く試乗して記事を書くフリーランスのモータージャーナリストになる。クルマが好きというより運転することが好きでこの仕事をしている。 世界一の難所と云われるドイツのニュルブルクリンクの北コース(ノルドシュライフェ)を1984年5月に初めて走ってから40年間通い、BMW M社主催のBMW ドライビングエクスペリエンスで、インストラクターとしてドイツ人インストラクターとともに日本人参加者向けにニュルの走り方を伝えている。

page

  • 1
  • 2

VAGUEからのオススメ

ポータブル電源が都心で過ごす夜を変える──Jackeryがかなえる“オフグリッド”なスポーツ観戦【PR】

ポータブル電源が都心で過ごす夜を変える──Jackeryがかなえる“オフグリッド”なスポーツ観戦【PR】

RECOMMEND