スバルのコンパクトSUV「クロストレック」運転席・助手席・後席での印象とは?“ストロングハイブリッド”で格上の燃費をマーク! 長距離ドライブでの快適性は?
助手席でもリアシートでも美点を味わえる「クロストレック」
愛知県に入ってまもなく、サービスエリアでパートナーと運転を交代して助手席へ。ここでもスバル車ならではの美点を実感することができました。

助手席に座っていて改めて実感したのは「クロストレック」の視界のよさ。スバルの歴代モデルはいずれも良好な視界を重視して開発されていますが、遠くまで見やすく開放感のある視界は、長距離ドライブでのストレスを軽減してくれます。これは同乗者にも喜ばれるはず。
また「クロストレック」は、オフロード走行を考慮してゆとりあるロードクリアランス(200mm)を採用しているものの、高速域でのフラット感は想像以上に良好。助手席に座っていても不安を感じることはありませんでした。
関西エリアに入ったところでリアシートへと移ります。そこで驚いたのは、思っていた以上にスペースにゆとりがあることでした。
「クロストレック」は5ドアハッチバックの「インプレッサ」をベースとするクロスオーバーSUVです。そのためキャビンのサイズには、自ずと制約があります。
しかし「クロストレック S:HEV」は、身長177cmの筆者(西川昇吾)が運転席に座わり、きちんとした運転姿勢をとっても、その後方のリアシート乗員のヒザ前には十分以上のゆとりがあります。そのため、大人でも足を組んだ姿勢で移動することができます。
リアシートは座面が前後に長く、乗員のヒザ裏までしっかり支えてくれるほか、フロントシート下につま先が収まるので、窮屈な姿勢を強いられることがありません。
また、リアシート乗員用のUSB-A/C端子やカップホルダーつき後席センターアームレストなど、おもてなし装備も充実。
走行中、ラゲッジスペースの方からわずかながらロードノイズが聞こえてきたり、路面の荒れた区間ではわずかにクルマが揺すられるものの、乗り心地は総じて良好。快適に移動することができました。
●改良型はさらに優れたロングラン性能を期待できる!?
「クロストレック S:HEV」の美点を味わいながらドライブを楽しんでいると、あっという間に目的地である大阪市街に到着していました。
今回のロングドライブでは、オフロードもオンロードもこなす上に高速走行も楽、さらに、ゆとりの最低地上高を確保しながら1550mmの全高で機械式立体駐車場にも対応する……といった、「クロストレック S:HEV」のオールマイティさを存分に堪能することができました。
ちなみに、今回の試乗車は改良前のモデルでしたが、実は「クロストレック S:HEV」は2025年7月に商品改良を受けています。
最新モデルには「サンドデューン・パール」と「シトロンイエロー・パール」という新たなボディカラーが設定されているほか、“ドライバー異常時対応システム”と“ドライバーモニタリングシステム”との連携が強化され、長時間ドライブ時の安心感にさらに磨きがかかっているといいます。
加えて、長距離ドライブでの燃費向上に貢献してくれそうな“コーストダウン(惰性走行)”機能も採用。高速道路での実燃費の伸びにさらに期待が持てるようになっています。
こうした商品改良の内容を踏まえると、最新型「クロストレック S:HEV」のロングラン性能も一度チェックしてみたくなりました。
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