マツダが車中泊仕様の「CX-80」と「MX-30」を公開! アウトドア好きのアイデアを具現!! “こだわり塗装”を施したコンセプトカーが提案する「新たな価値」とは
マツダ社内のアウトドア好きが集まってアイデア出し
今回、マツダが「MX-30」と「CX-80」という都会的なSUVを見事に車中泊仕様へと変身させられた背景には、実際にアウトドア好きが集ったメンバーたちが開発に携わったからという背景があります。

上層部からの投げかけを受けた開発メンバーは、テーマをアウトドアに想定。その際、開発部だけでなく販売やサービスといった社内の幅広い分野からアウトドア好きを集め、アイデア出しをスタートさせたといいます。参加した社員の数は70人にものぼり、寄せられたアイデアは500にも及んだのだとか。
それを受け、開発陣はマツダSUVでの新たな楽しみ方をアピールすべく、コストや安全要件といった縛りをなくし、具現できそうなものを“全部載せ”することに挑戦。こうして誕生したコンセプトカーには、40ほどの機能を盛り込むことができたといいます。
そして、当初は2台のコンセプトカーを携えて全国各地のイベントに参加し、現場でユーザーの声を拾い、商品化の検討や将来のクルマづくりの参考にする予定だったものの、完成した2台を上層部に見せたところ「『ファンフェスタ』で初公開してみては?」との提案を受け、予定より早いお披露目が決定。あまりの急展開にイベントのパンフレットやWEBサイトでの告知も間に合わず、結果的にサプライズ展示となったそうです。
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「ファンフェスタ」の会場では、開発に携わったメンバーたちが2台のコンセプトカーをチェックしている人々のリアルな声を集めていました。今後も各地のイベントに出展し、反響の多いアイテムから商品化に向けての検討や開発をおこなっていくといいます。
近い将来、充実したアウトドアライフをサポートしてくれるマツダSUVが誕生することに期待したいと思います。
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