マツダがおしゃれな「往年のコンセプトカー」を広島本社で実車展示! 未来を夢見て開発されたコンパクトクーペ「MX-81」ってどんなクルマ?
マツダ「MX」シリーズのルーツ……「MX-81」とは
マツダは2026年2月中旬までの予定で、広島県府中町の本社ショールームに往年のコンセプトカー「MX-81」を展示しています。1981年に初公開されたこのモデル、果たしてどんなクルマなのでしょう?

「MX-81」は、マツダ「MX」シリーズのルーツといえるコンセプトカーです。
「MX」とは、Mazda eXperimentalの頭文字から取られた名称で、時代ごとの常識にとらわれず、新しい価値の創造と提供に挑戦するマツダ車につけられるとされています。
現在では、ロータリーエンジンを発電機として使うPHEV(プラグインハイブリッド)の「MX-30」や、オープン2シータースポーツ「ロードスター」の海外仕様など、チャレンジングな車種に冠されている名称です。
現在、展示されている「MX-81」は、1981年の「東京モーターショー」で初公開されたコンセプトカーで、1990年代に向けたクルマの姿を先取りしたモデルとして登場しました。優れた空力特性や先進的なカーエレクトロニクスを備え、近未来を感じさせるデザインが特徴です。
「MX-81」は、リトラクタブルヘッドライトやくさび形のシルエットが印象的なコンパクトクーペで、イタリアのカロッツェリア・ベルトーネがデザインを担当しました。
広いガラスエリアや、リアコンビネーションランプのレンズで覆われたリアピラーなど、当時としては非常に斬新なデザインが採用されています。
インテリアもユニークで、ドライバー正面にはブラウン管テレビを思わせるディスプレイが配置され、その周囲を囲むようにデザインされた革新的なステアリングが特徴的です。
アーガイル柄を思わせるひし形がモチーフのシート表皮がおしゃれで、助手席前方には大きな収納スペースを備えるなど、大胆さと機能性を両立したキャビンとなっています。
現在、マツダ本社ショールームに展示されている「MX-81」は、「オートモビルカウンシル2023」に出展された車両です。
コンセプトカーとしての役目を終えた後、倉庫で長く保管されていましたが、2020年にイタリアで本格的なレストアが実施され、「オートモビルカウンシル2023」で42年ぶりに日本で公開されました。
斬新なインテリアやシャープなスタイリングは、現在見ても強い存在感を放っています。マツダのデザイン史において象徴的な1台といえるでしょう。
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