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マツダが「東京オートサロン」で新型「CX-5」欧州仕様を実車展示! ブルー系の新しいボディカラーを初公開!? 気になる日本仕様は2026年夏に正式発表か?

新色をまとった新型「CX-5」の欧州仕様を展示

 マツダは2025年12月15日、「東京オートサロン2026」の出展概要を発表しました。そこで再びお披露目されるのが、「ジャパンモビリティショー2025」で日本初公開された2台の新型「CX-5」の欧州仕様。しかも今回は、すでに公開されているブラックに加えて“新しいボディカラー”も登場するといいます。

 果たしてそれはどんな色なのか。そして、日本仕様の発表はいつになるのか? 人気SUVの次世代モデルをあらためて整理してみましょう。

 マツダは「東京オートサロン2026」において、「スーパー耐久シリーズ2025」に参戦した2台のレーシングカーと「XCRスプリントカップ北海道」に参戦したラリーマシンを展示するほか、新型「CX-5」の欧州仕様車を2台展示すると発表しました。

 なかでも注目したいのは、日本でも2026年中に発売されると予想される新型「CX-5」です。

「CX-5」の初代モデルが登場したのは2012年2月。マツダ独自の“スカイアクティブ”テクノロジーを全面採用した第1弾として誕生し、“魂動(こどう)-SOUL of MOTION-”デザインとハイレベルな走行性能、優れた環境性能でヒットモデルとなりました。

 2016年12月には現行の2代目モデルが登場。スポーティで都会的なエクステリア、“人馬一体”のドライブフィール、上質なインテリアなどが評価され、いまやマツダの最量販モデルに成長しています。

「東京オートサロン2026」に展示される新型「CX-5」は、欧州時間の2025年7月10日に3代目として世界初公開されたモデルです。開発コンセプトは“新世代エモーショナル・デイリーコンフォート”。魂動デザインと人馬一体の走りという「CX-5」らしさを受け継ぎつつ、室内空間の広さや使い勝手、乗り心地、静粛性などを全面的に進化させたといいます。

マツダ新型「CX-5」(欧州仕様)
マツダ新型「CX-5」(欧州仕様)

 さらに、一新されたヒューマン・マシン・インターフェイスや、進化した先進運転支援システム(ADAS)を採用することで、「乗る人すべてが安心・安全・快適にドライブを楽しめるSUV」を目指したと説明されています。

 そのデザインコンセプトは“ウェアラブルギア”。ユーザーが身にまとうように気軽に乗れて、どこへでも行けて、どんなシーンでも使える存在でありつつ、秘めた“冒険心”の背中をそっと押してくれるようなデザインを目指したといいます。

 エクステリアは、よりシャープになったヘッドライトやL字型のリアコンビネーションランプ、リア中央に配された「MAZDA」の英字レタリングが印象的。一方、ひと目で「CX-5」と分かる“らしさ”に満ちたプロポーションは守られており、新しさと伝統が絶妙にバランスされています。

 欧州仕様のボディサイズは全長4690mm、全幅1860mm、全高1695mm。日本仕様の現行モデル(全長4575mm、全幅1845mm、全高1690mm)と比べると、115mm長く、15mmワイドに、そして5mmだけ背が高くなっています。

 特に前後方向の拡大がポイントで、延長された115mmはすべてホイールベースの拡大に充てられています。その結果、後席のひざ回りスペースは64mm拡大。リアドアの開口部も上下左右に広がり、乗り降りのしやすさが格段に向上しています。

 ラゲッジスペースも、奥行きが45mm伸びたことでクラストップレベルのフロア面積と荷室高を実現。リアシート使用時でも4個のスーツケースを積載できるほか、ベビーカーを前後方向に収めることも可能になっています。

 対してインテリアは、現行モデルと比べて見た目の上質感と先進性が大きく高められています。

 象徴的なのが、大型センターディスプレイの採用。ドライビング時のノイズとなる不要な装飾やスイッチ類を減らした結果、エアコンの操作スイッチなどもこのディスプレイに集約され、すっきりとした印象に。

 センターディスプレイ自体も現行モデルより手前にレイアウトされ、タッチパネル操作を前提としたインターフェイスに改められています。

 この変更により、現行型ではセンターコンソールに配されていたインフォテインメント操作用ダイヤルは姿を消しました。そのスペースはスマホの充電スペースとして活用されており、インフォテインメントシステムにはGoogleを搭載するなど、まさに“イマドキ”の仕様に進化しています。

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Gallery 【画像】「えっ!…」オートサロンには新色を展示! これがマツダ新型「CX-5」の欧州仕様です(30枚以上)
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