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マツダのコンパクトカーに“世代交代の兆し”あり 「マツダ2」の後継として注目される「ビジョン クロスコンパクト」が示す次世代モデルの姿とは

「マツダ2」は10年超のロングセラーモデル

 マツダのコンパクトカーラインナップに、変化の気配が漂ってきています。複数のメディアやSNSで「マツダ2」の生産終了が近いとの情報が報じられる一方、その後継モデルとして、「ジャパンモビリティショー2025」で披露された1台のコンセプトカーに注目が集まっています。それが、「マツダ ビジョン クロスコンパクト(MAZDA VISION X-COMPACT)」。実はこのモデル、マツダが描く次世代コンパクトカーの方向性を暗示しているように思われます。

 現行の「マツダ2」は、2014年に4代目「デミオ」として誕生しました。全長4060mm、全幅1695mmというコンパクトなボディサイズでありながら、マツダらしい走りの質感を追求したモデルとして高い評価を獲得しました。2019年には車名が「マツダ2」へと変更され、以降も改良を重ねながら販売が続けられています。

 しかし、「マツダ2」は登場から10年以上が経過するなど、モデルライフの終盤を迎えているようです。複数のメディアやSNSでは、「マツダ2」が2026年から2027年にかけての生産終了を指摘する声が挙がっています。そんななか、「ジャパンモビリティショー2025」で世界初公開された「マツダ ビジョン クロスコンパクト」が、後継モデルになるのではないかとの憶測が広がっています。

「マツダ ビジョン クロスコンパクト」
「マツダ ビジョン クロスコンパクト」

「マツダ ビジョン クロスコンパクト」のボディサイズは、全長3825mm、全幅1795mm、全高1470mm、ホイールベース2515mmと発表されています。現行の「マツダ2」と比べると幅がひと回りワイドですが、これはコンセプトカーでよく見られるケース。ただし、全長が200mm以上短い点などから、日本の狭い路地や駐車スペースでの扱いやすさも視野に入れられたサイズ感だと思われます。

“ネオ・オーセンティック”と呼ばれるテーマが採用されたデザインは、装飾を極限まで削ぎ落とした“ソリッド・ムーヴ”という手法が導入されていて、彫刻を思わせるなめらかで張りのあるボディとなっています。

 インテリアでは、“イマージブ・ユニティ”というコンセプトの下、スマートフォンを操作の中核に据えたミニマルなコックピットを提案。物理スイッチを最小限に抑え、ドライビングに必要な情報をシンプルに配置するという設計思想は、現代的なユーザー体験を反映したものといえそうです。

「マツダ ビジョン クロスコンパクト」はどんなパワートレインを搭載するのか、その詳細は明らかにされていませんが、マツダは複数の電動化手段を選択肢として持つ“マルチソリューション(マルチパスウェイ)”戦略を掲げていることから、続報が待たれるところです。

●コンセプトカーが示す次世代モデルの方向性

 2027年以降に市場投入とのウワサもありますが、「マツダ ビジョン クロスコンパクト」の商品化に関する詳細は、現在のところ明らかになってはいません。

 日本国内のコンパクトカー市場は、軽自動車との競合や高価格化などの課題に直面しています。そうしたなかで、マツダが都市生活に適したサイズ感と上質な乗り味を両立した、「マツダ ビジョン クロスコンパクト」のような次世代モデルを投入することになれば、選択肢が広がることになります。

「マツダ ビジョン クロスコンパクト」のミニマルで機能的なデザインと想定される装備類の新しさは、次世代のコンパクトカーに求められる要素を的確に捉えたものといえるでしょう。

 仮に「マツダ ビジョン クロスコンパクト」が市販された場合、どんな形で登場するかは未知数ですが、マツダのコンパクトカーは新たなステージへと進もうとしているようです。

Gallery 【画像】マツダの“次世代コンパクトカー”はこれで決定!? 「マツダ ビジョン クロスコンパクト」を写真で見る(30枚以上)
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