週末は都心も雪予報! なぜ一般道は走れるときにも 高速道路は「雪で通行止め」になりやすい? その理由とは
日本海側では記録的な積雪量
地球温暖化にともなうと思われる環境の変化で、日本列島は近年、夏は酷暑が続き、真冬に暖かな日が訪れるなど、極端な気象が頻発する傾向にあります。
また日本海の高い海水温がもたらす湿った空気を運ぶ北風と南岸低気圧の相乗効果で、ふだんあまり雪の降らない地域がドカ雪に見舞われることもしばしばです。
日本の高速道路は、東北地方や北陸地方の山間部など、雪の多い地域については一定以上の除雪能力が用意されているため、雪による通行止めは、それほど多くはありません。
しかし関東地方などふだん雪の少ない地域では、基本的な除雪能力の不足により、10cmから20cm程度の積雪でも高速道路が通行止めとなり、一般道への迂回が指示されるケースがあります。

このとき「なぜ一般道はクルマが通れるのに、高速道路は通行止めになるのか」と疑問に思う人もいるでしょう。
じつは高速道路には降雪に弱い、いくつかの理由があります。
日本では、地表から10mくらいのところの地温はその地域の年平均気温にほぼ等しく、地面の上を走る一般道では、この地温が伝わることで雪が溶けやすくなっています。
しかし高架を多く用いる高速道路では、高架そのものが外気にさらされるため、こうした地温による融雪の効果は限定的です。
また高速道路は、市街地を避けるため、山沿いなど、一般道より標高の高いところを通っていることがあります。そしてそうした場所では、山や切り通しの陰になり、日中も日が当たりにくい条件となります。
こうした標高差によるわずかな気温の違い、そして日陰のため路面温度が低くなりがちであることが、雪の「積もりやすさ」となり、一般道よりも早い通行止めにつながるのです。
このように高速道路が通行止めになった場合、NEXCO各社は通行止めとなるICから本線を閉鎖し、通行するクルマをIC出口へと誘導します。こうしていったん高速道路を流出したクルマが再び高速道路を利用できるのは、通行止め区間が終了するICからとなります。
ではこの場合、高速道路料金はどうなるのでしょうか。
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