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「えっ、こんなに粘るのに乗り心地がイイの!?」ブリヂストンの新スポーツタイヤ「ポテンザ アドレナリンRE005」に乗って感じた“スポーツ性と日常使いの両立”とは

オールラウンダーとしての資質も備える

 日常使用を想定し、ウェット性能や耐摩耗性、さらには低燃費性能といった要素もバランス良く向上しています。スポーツ性能と実用性を両立した、オールラウンダーとしての資質も備えています。

ブリヂストンの新スポーツタイヤ「ポテンザ・アドレナリンRR005」一般道試走の様子
ブリヂストンの新スポーツタイヤ「ポテンザ・アドレナリンRR005」一般道試走の様子

 一般道での試乗も実施しました。筑波サーキット周辺の片側1車線の道路で、路面には適度な荒れがあり、快適性の確認には適した環境でした。

 ダブルレーンチェンジやパイロンスラロームではしっかりとしたグリップ力を感じていたのもあり、一般道試乗の前にはスポーツタイヤっぽい乗り心地の硬さを予想していましたが、その印象は良い意味で裏切られました。助手席に座る編集者や、後席のカメラマンが思わず声を上げるほど、乗り心地は良好でした。

 路面の段差に対してもショックをうまく吸収し、角の取れた当たり感でまろやかに通過します。上下動の収束も早く、不快な振動が残りにくい点も印象的でした。軽量化の効果もあるのか、バネ下の重さを感じさせる挙動も抑えられており、スポーツタイヤとしては高い快適性を実現しています。

 データ面でも進化は明らかです。従来のアドレナリンRE004との比較では、ドライ路面での制動距離が約5%短縮され、ウェット路面では約9%短縮。また転がり抵抗係数も約13%低減されています。

 スポーティな走りを気軽に楽しみたいユーザーにとって、このRE005は非常に魅力的な選択肢といえるでしょう。

ブリヂストンの新スポーツタイヤ「ポテンザ・アドレナリンRR005」
ブリヂストンの新スポーツタイヤ「ポテンザ・アドレナリンRR005」

 想定される装着車種としては、マツダ「ロードスター」、スバル「WRX S4」、フォルクスワーゲン「ゴルフGTI」などが挙げられています。

 もっとも、豊富なサイズ展開と扱いやすい特性を考えれば、これらに限らず多くの車種に適合する汎用性の高さも備えていると感じました。

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こもだきよし
こもだきよし
モータージャーナリスト
日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会長(2016年〜) 1950年 神奈川県川崎市生まれ 自動車レース、タイヤテストドライバーの経験を経て、1984年から新型車にいち早く試乗して記事を書くフリーランスのモータージャーナリストになる。クルマが好きというより運転することが好きでこの仕事をしている。 世界一の難所と云われるドイツのニュルブルクリンクの北コース(ノルドシュライフェ)を1984年5月に初めて走ってから40年間通い、BMW M社主催のBMW ドライビングエクスペリエンスで、インストラクターとしてドイツ人インストラクターとともに日本人参加者向けにニュルの走り方を伝えている。

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