“中免で乗れる4気筒”戦国時代に突入か!? “ネイキッドからフルカウルまで”まもなく登場する「400ccスポーツ」3選
“Eクラッチ”と組み合わされる30年ぶりの新設計エンジン
大阪・東京・名古屋で開催された「モーターサイクルショー2026」では、ホンダが世界初公開した2台のモデルが大きな話題となりました。2022年に販売を終了した「CB400スーパーフォア」以来となる400ccの4気筒エンジンを搭載。市販されれば、同クラスを盛り上げてくれる存在となることは間違いありません。
その2台とは、ネイキッドバイクの「CB400スーパーフォア Eクラッチ コンセプト」と、フルカウルをまとった「CBR400Rフォア Eクラッチ コンセプト」。どちらも新設計の直列4気筒エンジンを搭載しています。
かつての「CB400スーパーフォア」に採用されていたVTECは非搭載ですが、これは現代の技術を使えば、低回転域から高回転域域まで全域でパワフルな特性を実現できるため。電子制御スロットルの採用で、ダイレクトなスロットルレスポンスも実現しているといいます。
またこの新エンジンには、クラッチ操作を自動制御する“Eクラッチ(Honda E-Clutch)”が組み合わされています。ホンダによると、新エンジンは“Eクラッチ”を前提に設計されているとのことで、車体の左側にそのユニットが配置されています。
これまでの“Eクラッチ”搭載モデルはユニットの“張り出し”が大きめだったのですが、今回の2台は控えめで、収まりがかなりよくなっているように感じました。
「CB400スーパーフォア Eクラッチ コンセプト」は、むき出しになった4本のエキゾーストパイプの美しさが際立ちます。特に4本が結合される部分の造形は、かつて“ヨンフォア”と呼ばれた「CB400フォア」を想起させるグッとくるデザインです。

実際に筆者(増谷茂樹)もまたがってみましたが、かなりコンパクトに感じられる車体が軽快な走りを予感させます。足つき性も良好で、先代モデルと同様、エントリーライダーにもフレンドリーなモデルとなりそうです。
フルカウルの「CBR400Rフォア Eクラッチ コンセプト」は、ソリッドな面を組み合わせたかのようなデザインが個性的。このコンセプトモデルに採用された金属調のシルバーカラーは「CBR」シリーズでは珍しく、そのデザインを際立たせていました。
レースシーンを思い起こさせるメカニカルなデザインをまとうモデルが多い同カテゴリーにあって、このデザインは街にも似合いそう。「CBR」シリーズには、レース色の強い「RR」の名を与えられたモデルも存在しますが、今回のコンセプトモデルには「R」がひとつしかないのは、そんなところにも理由があるのかもしれません。

約30年ぶりに新開発された400ccの4気筒エンジンを搭載するホンダの2台。まだコンセプトモデルということでスペックや価格などは不明ですが、4気筒らしい排気音と高回転の伸びを味わえることは間違いありません。
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