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坂道もスーッと走れてシート下にはヘルメットがすっぽり! おしゃれなだけと思っていると驚くかも!? ヤマハの新“原付二種”「Fazzio」は中身にもこだわった

“一人十色”の時代に寄り添う新しいファッションスクーター

 ヤマハ発動機の新しい“原付二種”のスクーター「Fazzio(ファツィオ)」は、日本初導入となる“パワーアシスト”機構を採用した125ccエンジンを搭載。さらに、シンプルでありながら普遍性のあるデザインも注目を集めています。

 近年、ヤマハの“原付二種”スクーターは、どちらかというとスポーティなイメージのモデルがほとんどでしたが、「Fazzio」は“ファッションスクーター”と位置づけられ、シンプルでどんなスタイルにも似合うモデルに仕上げられています。

「Fazzio」の商品企画を担当したヤマハ発動機 MC事業部の磯崎祐多さんは、その理由を次のように話します。

「今の若者は、シーンに合わせてスタイルをコーディネートする“十人十色”ではなく、“一人十色”の時代になっています。『Fazzio』はそうしたスタイルが多様化する中で、どんなシーンやスタイルにも馴染むシンプルで機能的、そして長く愛されるモデルとして企画しました」

 メインターゲットは20〜30代と若く設定されていることもあり、カラーも近年のヤマハ車には珍しいほどポップな色合いのものがそろっています。

「Fazzio」はすでにインドネシアを始めとするアジア圏で販売されているモデルで、国内では「モーターサイクルショー2025」で公開され、注目を集めました。

 とはいえ、まもなく発売される国内仕様は、アジアで販売されているモデルをそのまま輸入・販売するわけではありません。

「排ガス規制や灯火類を法規に適合させただけでなく、シートまわりを国内向けにつくり直しています」と話すのは、プロジェクトリーダーを務めたヤマハ発動機 MC車両開発統括部の渡邊将行さん。

(左から)「Fazzio」の開発に携わったヤマハ発動機の磯崎祐多さん、久保田葉子さん、渡邊将行さん
(左から)「Fazzio」の開発に携わったヤマハ発動機の磯崎祐多さん、久保田葉子さん、渡邊将行さん

「日本仕様は海外仕様に比べてシート高を15mm上げることで、シート下のスペースを17.8リットルから19.1リットルまで拡大しています。これにより、ワイズギアで販売しているジェットヘルメットが入るサイズとなっています」(渡邊さん)

 当初はもう少し早く発表したかったとのことですが、この辺りのつくり込みに思った以上に時間がかかったのだとか。この辺りからもヤマハが「Fazzio」に対して注力していることがうかがえます。

 そんな「Fazzio」でもうひとつ注目したいのは、パワーユニット。同カテゴリーでは評価の高い“BLUE CORE(ブルーコア)”エンジンに、日本初導入となる“パワーアシスト機能”を組み合わせています。

“パワーアシスト機能”は、“Smart Motor Generator System”と呼ばれる発電機を兼ねたスターターモーターによって、高負荷時にエンジンのパワーをアシストする仕組み。いわゆるマイルドハイブリッドと呼ばれるシステムで、ふたり乗りや坂道発進などのシーンでスムーズな加速を可能にしてくれます。

 また、発電機とスターターモーターを一体にすることで、スムーズな始動も実現。エンジンの軽量化にも寄与するため、車両重量が97kgに抑えられているのもポイントです。さらにアイドリングストップ機構も搭載されているので、低燃費も期待できます。

Next欧州のスクーターを思わせる普遍的で美しいオーバルデザイン
Gallery 【画像】超カッコいい! ヤマハのこだわりが詰まった新“原付二種”スクーター「Fazzio」を写真で見る(27枚)
「カチッ」と日常をオフに。至福の時を刻む、マインドフルネス

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