VAGUE(ヴァーグ)

個性的な“黒い後ろ姿”が消える!? 新しいトヨタ「クラウン」北米仕様の詳細が判明! 第5世代ハイブリッド&パドルシフトなど中身も進化

第5世代ハイブリッドとパドルシフトを設定! 日本仕様はどうなる?

 2027年モデルの進化は、見た目だけにとどまりません。北米仕様では「XLE」、「リミテッド」、「ナイトシェード」の3グレードに、第5世代のトヨタハイブリッドシステム“THS 5”が新たに採用されています。

 2.5リッターガソリンエンジンに前後のモーターを組み合わせた電動4WDで、すべりやすい路面でのトラクションを高めるだけでなく、コーナリング時の俊敏性にも寄与するとされています。

 北米トヨタによると、EPA推定の複合燃費は40mpg。単純換算すると約17km/Lに相当しますが、WLTCモードとは測定方法が異なるため、日本仕様がどの程度の燃費をマークするのか、期待が高まります。

 第5世代ハイブリッドシステムは、2.5リッターエンジンと2基のモータージェネレーターを組み合わせたフロント側のハイブリッドユニットに、独立したリアモーターを加えた電動4WD。回生ブレーキと油圧ブレーキを緻密に協調させる電子制御ブレーキシステムも採用し、減速時のエネルギーを効率よく回収するといいます。北米トヨタは、従来以上になめらかで力強い加速と、優れた効率を両立するパワートレインだと説明しています。

 さらに「XLE」、「リミテッド」、「ナイトシェード」には、ステアリングから手を離さず変速感覚を楽しめるパドルシフトを標準装備。現行の日本向け2.5リッターハイブリッド車には、パドルシフトは設定されていません。

 北米仕様の2027年モデルが、燃費やなめらかさだけでなく、ドライバーが積極的に操る感覚も重視していることがうかがえます。

北米トヨタが発表した「クラウン」の2027年モデル
北米トヨタが発表した「クラウン」の2027年モデル

 一方、最上級の「プラチナム」には、従来と同様、高性能ハイブリッドシステム“Hybrid MAX”が搭載されます。2.4リッター直列4気筒ターボエンジンに、ダイレクトシフト6速ATとモーターを組み合わせたもので、システム最高出力は340hp、最大トルクは400lb-ft(約542Nm)を発生します。

 前後の駆動力を常時制御する電子制御4WDとリアの“eアクスル”を組み合わせており、低回転域から力強いトルクと素早いレスポンスを引き出すといいます。

 ドライブモードは「NORMAL」、「ECO」、「SPORT」、「CUSTOM」を設定。「プラチナム」には後席乗員の快適性を優先する「Rear Comfort」モードも用意されます。

 足まわりは、フロントにマクファーソンストラット、リアにマルチリンク式サスペンションを採用。「プラチナム」には電子制御サスペンション“AVS”が装備され、操舵応答性、安定性、乗り心地をバランスさせています。

* * *

 北米仕様と日本仕様では、グレード構成や装備、パワートレインが同一になるとは限りませんが、今回発表された北米仕様を見ると、新しい「クラウン・クロスオーバー」は個性的だったリアまわりのデザインを刷新しただけのモデルではないことが予想されます。

 日本仕様の「クラウン・クロスオーバー」にも第5世代ハイブリッドやパドルシフトが導入されるのか? 9月に予定されている日本仕様の正式発表に期待が高まります。

Gallery 【画像】超カッコいい! 北米トヨタが発表した「クラウン」の2027年モデルを写真で見る(30枚以上)
シチズン「プロマスター」新作 “海の男”をうならせた頼れる1本

page

  • 1
  • 2

VAGUEからのオススメ

海と向き合い、自らを再起動する――プロセーラーが語る、シチズン「プロマスター」で“限界を超える”意味とは【PR】

海と向き合い、自らを再起動する――プロセーラーが語る、シチズン「プロマスター」で“限界を超える”意味とは【PR】

RECOMMEND