個性的な“黒い後ろ姿”が消える!? 新しいトヨタ「クラウン」北米仕様の詳細が判明! 第5世代ハイブリッド&パドルシフトなど中身も進化
新しい「クラウン」は“黒いトランクリッド”をボディ同色に変更
北米トヨタは2026年7月23日、クロスオーバータイプの高級車「クラウン」の2027年モデルを発表しました。このモデルは、日本における「クラウン・クロスオーバー」に相当するモデルであり、日本仕様の進化にも期待が高まります。
今回発表された2027年モデルは、エクステリアデザインの変更だけでなく、ハイブリッドシステムや装備にも手が加えられた商品改良モデルです。
日本ではこれに先立ち、2026年7月15日に一部改良を予定している「クラウン・クロスオーバー」のデザインが先行公開されています。
日本仕様の発売は9月が予定されていますが、この時点で明らかにされたのは、リアデザインの変更と2026年9月という発売予定時期のみでした。画像が公開された車両もプロトタイプとされています。
そこへ今回、北米仕様の詳細が発表されたことで、日本向けモデルの改良内容を考える上で注目すべき材料がそろった格好です。
現行の「クラウン・クロスオーバー」は、セダンの上質さとSUVの力強さを融合したモデルとして2022年に登場。大径タイヤを四隅へ張り出すように配置し、流麗なルーフラインと大きめの最低地上高を組み合わせた、従来とは異なるリフトアップセダン・スタイルが特徴です。
なかでも個性的なのが、ボンネットからルーフ、トランクリッドまでをブラックでつないだバイトーンカラーでした。
車体後部を大胆にブラックアウトする塗り分けは「クラウン・クロスオーバー」の先進性を象徴する一方、一般的なツートーンカラーとは大きく異なるため、好みが分かれるポイントでもありました。

北米仕様の2027年モデルでは、ブラックのルーフは残しつつ、トランクリッドをボディ同色へ変更しています。
ブラックとなるのは主にボンネットとルーフ周辺で、トランクリッドやリアフェンダーはボディ同色へ変更されています。
北米仕様の最上級グレード「プラチナム」では、“オキシジェンホワイト”、“ヘビーメタル”、“フィニッシュラインレッド”、“ブロンズエイジ”の4色で、新しいバイトーンカラーを選択できます。
従来のように黒い部分をリアフェンダーからトランクまで大きく回り込ませるのではなく、流れるようなルーフラインをブラックで際立たせる、よりオーソドックスなツートーンカラーに変わったといえるでしょう。
リアバンパーも新しい形状となっています。北米トヨタは、新たな造形のリアバンパーによって、より洗練され、印象的なシルエットを実現したと説明しています。
公開された画像を見ると、従来モデルのリアフェンダーからバンパーへ続いていた複雑なラインが整理され、横方向への広がりを強調するデザインとなっています。
日本で先行公開された際にトヨタが説明していた「安定感のあるワイドスタンス」というねらいを、北米仕様の画像からも確認できます。
また、細部の仕上げも変わっています。ハイブリッド車と4WDを示すエンブレムは、光沢を抑えたサテン調に変更されています。
最上級の「プラチナム」グレードは、レッド塗装のブレーキキャリパーとブラックのウインドウモールを標準装備。赤いキャリパーは日本で公開されたプロトタイプにも装着されており、新しい上級仕様を象徴する配色となりそうです。
黒を基調とした「ナイトシェード」グレードには、新たにブラックのエンブレムオーバーレイを追加。
エクステリアカラーには、新色のブラック系カラー“Inked”を設定。“オキシジェンホワイト”、“ブロンズエイジ”、“ヘビーメタル”、“フィニッシュラインレッド”、“ストームクラウド”と合わせて展開されます。
インテリアカラーは、ブラウン系の“サドルタン”が目を惹きます。「リミテッド」グレードではシート全体をサドルタンで仕上げ、「プラチナム」でも新たな内装色として選択できるようになっています。“ブロンズエイジ”の外装色と組み合わせることも可能。華やかさと高級車らしい落ち着きを兼ね備えた組み合わせです。
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