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4万4480ドルから! 米国向け日産「Z」2027年モデルの価格が判明 高性能“NISMO”はGT-Rゆずりのブレーキを採用 「日本仕様」はいくらになる?

「スポーツ」「パフォーマンス」は初代を思わせる新デザインに

「スポーツ」と「パフォーマンス」の2グレードには、往年の「フェアレディZ」のアイコンを採り入れた新デザインが採用されています。

 フロントグリル開口部をボディ同色のバーが水平に横切る“スプリットグリル”がその象徴で、上下に分割された開口部と前方へ張り出したノーズの組み合わせは、初代“S30”型の高性能バージョン「フェアレディ240ZG」を思わせるもの。ノーズ先端は従来モデルより30mm前方へと延長されています。

 さらに全グレードで、ノーズ先端のエンブレムが「NISSAN」から「Z」へと変更されています。このディテールは初代“S30”型、2代目“S130”型、3代目“Z31”型、4代目“Z32”型にも用いられてきた伝統のディテール。正面から見た瞬間に「Z」であることを主張すると同時に、歴代モデルとのつながりを示す記号として機能します。

 また「パフォーマンス」グレードは、ブラックのスポークと機械加工仕上げのリムを組み合わせた新デザインの19インチ鍛造ホイールを採用。そのデザインは、3代目“Z31”型「300ZX」のホイールをモチーフに、10本の細いスポークを星形に配置しています。

 カラーラインナップも注目で、米国仕様に設定される“Shinkai Green Pearl Metallic”は、初代“S30”型のグリーンからインスピレーションを得た新色。日本仕様には同じくグリーン系の新色“UNRYU GREEN(雲龍グリーン)”が設定されるとアナウンスされています。

 グリーンは紫外線の影響で色調が変化しやすい難しいカラーですが、極細の黄色と青の顔料を緻密に組み合わせることで耐退色性を確保。ひかえめなメタリックフレークを加えることで、光の当たり方によって陰影が変わる奥行きのある色調に仕上げられています。

 そして「パフォーマンス」グレードには、タンカラーの内装が新たに設定されています。日産の米国法人はこれを「お客さまが求めてきたグリーン・オン・タンの組み合わせを提供するもの」と説明しており、待ち望まれていた仕様であることがうかがえます。

日産 新型「Z」(米国仕様)
日産 新型「Z」(米国仕様)

 深いグリーンの外装と明るいタンの内装という組み合わせは、クラシックで落ち着いた大人の雰囲気を演出。日本仕様でも、グリーン系の新色とタンカラーの内装が用意されます。

●足まわりや燃料タンクの改良も見逃せない

 日産自動車のエンジニアは「Z」のモデルライフを通じて改良を継続。2027年モデルの「パフォーマンス」グレードでは、ショックアブソーバーの大径化も図られています。

 これにより、安定性と減衰性能がアップし、乗り心地とハンドリングを最適化しているといいます。また2027年モデルは、全車に新設計の燃料タンクを採用。サーキットなどで強い横Gが継続的にかかる状況でも、燃料供給とエンジン性能を維持できるようにしています。

 また、ノーズが30mm延長された新デザインは空力面にも有効で、車体を浮き上がらせようとするリフト量を3.3%低減するほか、空気抵抗を示すCd値も1.0%改善しているといいます。冷却性能を犠牲にすることなく空力が改善された点は評価に値するでしょう。

* * *

 米国仕様の2027年モデルは、「Z」が今もクルマ好きの期待に真摯に応え続けていることを感じさせます。日本でもティザーサイトが公開され、正式発表が目前に迫る「フェアレディZ」の商品改良モデル。日本仕様の価格がいくらになるのか注目したいところです。

Gallery 【画像】超カッコいい! ついに価格が発表された米国仕様の日産「Z」を写真で見る(30枚以上)
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