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流麗なシルエットに142個の“星”が輝く! メルセデス・ベンツ「CLA」に初のEVモデル登場 1充電で最大771km走る“もうひとつの選択肢”とは

最大771kmを実現する高効率設計! 前にも101リットルの“フランク”を用意

 新型「CLA」のBEVモデルは、4ドアクーペ、シューティングブレークそれぞれに「CLA 200」と「CLA 250+」を設定しています。

「CLA 250+」には、リアアクスルに最高出力200kW(約272ps)を発生する永久磁石同期モーターを搭載。後輪駆動とすることで発進時の優れたトラクションと安定した走行特性を確保しています。

 電動ドライブユニットはメルセデス・ベンツが自社開発したもので、高効率実験車「VISION EQXX」で培った技術を受け継いでいます。またリアアクスルには、BEVでは珍しい2速トランスミッションも搭載しています。1速は発進や市街地走行での力強さを担う一方、2速は高速走行時のモーター回転数を抑え、効率性と静粛性を高めます。一般的なBEVのように、大容量バッテリーに加え、速度に応じて適切な変速比を選ぶことで、日常の扱いやすさと長距離性能を両立しています。

 BEVの性能を左右するバッテリーは、「CLA 200」に容量58kWh、「CLA 250+」に85.5kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載。一充電走行距離は、4ドアクーペの「CLA 250+」がWLTPモードで最大771kmと、日本向けのメルセデス・ベンツのBEVとしては最長の航続距離を実現しています。

 そのほか、「CLA 250+ シューティングブレーク」は最大755km、「CLA 200」は最大525km、「CLA 200 シューティングブレーク」は最大513kmをマークします。

 充電性能は、最大6.0kWの普通充電と、最大100kWのCHAdeMO方式による急速充電に対応。メルセデス・ベンツによる自社検証では、「CLA 250+」のバッテリー残量を10%から80%まで回復させるのに46分、「CLA 200 シューティングブレーク」は同条件で34分とされています。

 ちなみに、寒い時期の電力消費を抑えるべく、メルセデス・ベンツ車として初めて“マルチソースヒートポンプ”も採用。モーターなど電動パワートレインの排熱やバッテリーの熱、外気という3種類の熱源を同時に活用し、一般的な補助ヒーターと比べて同等の暖房性能に必要な電力を約3分の1に抑えられるといいます。

 実用性の面では、メルセデス・ベンツ車で約90年ぶりに復活した前方の荷室“フランク”に注目です。BEV版は4ドアクーペ、シューティングブレークともに、ボンネットフード下に容量101リットルのフロントトランクを確保。メルセデス・ベンツの市販車が“フランク”を備えるのは、リアにエンジンを搭載した1930年代の「130(W23)」以来だといいます。

新型「CLA with EQテクノロジー」と「CLA シューティングブレーク with EQテクノロジー」を紹介するメルセデス・ベンツ日本のゲルティンガー剛社長
新型「CLA with EQテクノロジー」と「CLA シューティングブレーク with EQテクノロジー」を紹介するメルセデス・ベンツ日本のゲルティンガー剛社長

 後方のラゲッジスペースは、シューティングブレークの場合、通常時は455リットル、後席背もたれを倒した際には最大1290リットルまで拡大。後席背もたれには40:20:40分割可倒式シート、リアゲートには電動開閉機能が標準装備されています。

 新型「CLA」BEVモデルの価格(消費税込)は、4ドアクーペの「CLA 200」が668万円、「CLA 250+」が775万円、シューティングブレークの「CLA 200」が691万円、「CLA 250+」は798万円。各モデルには98万円のクリーンエネルギー自動車導入促進補助金が適用可能です。

* * *

 今回追加されたBEVモデルの「CLA」は、エンジンをモーターに置き換えただけのモデルではありません。流麗なシルエットと先進的な室内空間はエンジン搭載車と共有しながら、142個の“星”が輝くフロントマスク、最大771kmの航続距離、101リットルの“フランク”など、電動化を生かした独自の価値を与えられています。

 BEVか、それともエンジン搭載車か。新型「CLA」は、共通のデザイン思想とデジタル技術をまといながら、異なる動力源を選べることも大きな特徴です。

Gallery 【画像】超カッコいい! BEVか、それともエンジン搭載車か? メルセデス・ベンツ新型「CLA」を写真で見る(30枚以上)
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