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流麗なシルエットに142個の“星”が輝く! メルセデス・ベンツ「CLA」に初のEVモデル登場 1充電で最大771km走る“もうひとつの選択肢”とは

流麗なスタイルはそのまま! 142個の“星”が新モデルの個性に

 メルセデス・ベンツ日本は2026年7月29日、新型「CLA」にシリーズ初となるBEV(電気自動車)モデルを発表しました。4ドアクーペの「CLA with EQテクノロジー」とクーペとワゴンをいいとこ取りした「CLA シューティングブレーク with EQテクノロジー」という2種類のボディスタイルをラインナップ。発売を記念した特別仕様車「ローンチエディション」の導入も予定されています。

 メルセデス・ベンツ「CLA」は、低く流れるルーフラインを特徴とする4ドアクーペとして2013年に登場。2015年には、その美しいフォルムにワゴンの実用性を融合した「CLA シューティングブレーク」がラインナップに加わりました。

 3代目となる新型は、ドライブトレインだけでなく、プラットフォームやサスペンション、操作系、車内のデジタル環境まで全面的に刷新。日本では2026年7月9日に、1.5リッター直列4気筒ガソリンエンジンと48Vハイブリッドシステムを組み合わせたモデルが先行発売されていますが、今回のBEV版はそれと並ぶ“もうひとつの選択肢”という位置づけです。

 同じ「CLA」シリーズながら、48VハイブリッドとBEVという異なるパワートレインをラインナップできる理由は、新世代プラットフォーム“MMA(Mercedes-Benz Modular Architecture)”にあります。

 MMAはBEVを主軸に開発されながら、高効率な内燃機関にも対応するもの。動力源が変わっても「CLA」らしいスタイルや安全性、快適性、デジタル体験を提供することをねらっています。

 そのエクステリアは、メルセデス・ベンツのデザイン思想“Sensual Purity(官能的純粋)”を発展させたもの。伸びやかなシルエット、短いオーバーハング、低く弧を描くルーフラインなどにより、4ドアクーペらしい流麗なシルエットを形成。またシューティングブレークは、ルーフを後方へ延長し、デザインの美しさを保ちながらラゲッジスペースの実用性を高めています。

メルセデス・ベンツ新型「CLA シューティングブレーク with EQテクノロジー」
メルセデス・ベンツ新型「CLA シューティングブレーク with EQテクノロジー」

 今回登場したBEV版で目を惹くのは、フロントの“イルミネーテッドメルセデス・ベンツパターンパネル”です。メルセデス・ベンツを象徴するグリルを142個のLEDによるスターパターンで表現。中央の大きなスリーポインテッドスターを取り囲むように、小さな星がフロント全面へと広がります。

 ヘッドライトとリアコンビネーションランプにも、スリーポインテッドスターをモチーフとしたライトシグネチャーを採用しました。ボディ表面と一体化するシームレスドアハンドルやフレームレスドアと相まって、ラインや装飾を増やすのではなく、なめらかな面と光で先進性を表現しています。

 さらに注目は4ドアクーペの空気抵抗係数(Cd値)で、0.21(欧州参考値)を達成。空力性能を高めるべく、ボディ形状だけでなく、ホイールや各車輪の前方に配置されたスポイラー、グリルとヘッドライト周辺の接合部まで最適化しているほか、車体下面もサスペンションアームやタイロッド付近を含め、ほぼ全面的になめらかに覆われています。

 つまり新型「CLA」の“らしさ”満点の流麗なシルエットは、見た目の美しさはもちろんのこと、航続距離を延ばす機能そのものとなっているのです。

 対するインテリアのしつらえは、“日本庭園”に着想を得たものだといいます。本質的な要素だけを残す、という考え方のもとに複雑な造形を抑え、インパネやドアパネル、センターコンソールに浮遊感のあるフローティングデザインを採用しています。

 全モデルに標準装備される大型パノラミックルーフは、フロントウインドウ上部から後方まで続く、センターブレースのない一体型固定式。赤外線フィルムとLowEコーティングによって日射や熱の影響を抑えることでローラーブラインドを不要とし、頭上をすっきりと開放的な空間に仕上げています。
 オプションの「アドバンスドパッケージ」を選択すると、インパネ正面の大きなガラス面の下に複数のディスプレイを配置した“MBUX(Mercedes-Benz User Experience)スーパースクリーン”が装着されます。

メルセデス・ベンツ新型「CLA with EQテクノロジー」
メルセデス・ベンツ新型「CLA with EQテクノロジー」

 車載オペレーティングシステムには、メルセデス・ベンツが自社開発した“MB.OS”を採用。インフォテインメント、運転支援、快適装備、駆動系、充電機能などを統合し、主要な車両ソフトウェアはOTA(Over-the-Air)による更新に対応します。

 第4世代となった“MBUX”には、ChatGPTやMicrosoft Bing、Google Geminiなど複数のAI技術を統合したバーチャルアシスタントも搭載。直前の会話内容を踏まえながら、自然な言葉で情報検索やナビゲーション操作をおこなえるといいます。

 デジタルオリエンテッドなインテリアに見えますが、ステアリングには静電容量式スイッチを採用し、リミッターや運転支援機能の操作にはロッカースイッチ、音量調整にはローラーを用意するなど、使用頻度の高い機能は指先の感覚で操作できるよう配慮されています。

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