同じ排気量なのにキャラが違くて面白い! “普通二輪免許”で乗りこなせて初心者からベテランまで沼る トライアンフの「400ccシリーズ」3選
専用の車体設計と走行性能を両立したトライアンフの中型400ccシリーズ
中型クラスのスポーツバイクは、軽量な車体による取り回しの良さが特徴であり、市街地走行から郊外へのツーリングまで幅広く対応するジャンルです。
そして、トライアンフの400ccシリーズは、新設計の「TRシリーズ」単気筒エンジンを共通プラットフォームとしながら、各モデルの用途に合わせてシャシ形状やサスペンション、ホイール径を最適化している点が特徴です。
今回は、未舗装路への対応力を高めたアドベンチャー仕様、フラットトラック競技のスタイルを取り入れたモデル、そして前傾姿勢のロードスポーツモデルの3つを取り上げます。
●トライアンフ「スラクストン400」
まず注目したいのが、カフェレーサースタイルを採用した「スラクストン400」です。
1964年から続くトライアンフのカフェレーサー「スラクストン」の名前を受け継ぐモデルで、スポーティなスタイルと走りを400ccクラスに落とし込んでいます。

専用のフロントマスクを備えるほか、低い位置にセットされたクリップオンハンドルを採用。アップライトな姿勢で乗る一般的なネイキッドモデルとは異なり、ライダーは前傾姿勢となります。
見た目だけでなく、ワインディングなどでスポーティな走りを楽しめるポジションに仕上げられているのが特徴です。
搭載されるエンジンは最高出力42ps、最大トルク37.5Nmを発揮。高回転域までスムーズに吹け上がる特性が与えられています。
さらに、専用シャシーと倒立フロントフォークを組み合わせることで、走行時の剛性感にも配慮されています。エンジンケースにはブラックパウダーコート仕上げを施し、ヘッドフィンには切削加工を採用するなど、細かな部分まで質感を高めています。
400ccという扱いやすい排気量でありながら、カフェレーサーらしいスタイルとスポーティな走りを楽しめる1台。価格は84万9900円です。
●トライアンフ「トラッカー400」
続いて紹介するのが「トラッカー400」です。
名前の通り、米国で発展したフラットトラックレースの競技車両をルーツとするトラッカースタイルを取り入れています。フラットトラックは未舗装のオーバルコースを走る競技で、幅広のハンドルやコンパクトな燃料タンク、短くまとめられたリアまわりなどが特徴です。

トラッカー400も幅広のハンドルバーを装備し、ライダーが上体を起こした状態で乗れるポジションを採用しています。
外観では、競技車両を思わせるサイドパネルや、水平に近いシートラインを取り入れ、フラットトラックらしいシンプルで力強いシルエットを構築しています。
エンジンはスラクストン400と同じく、TRシリーズの水冷単気筒ユニットです。最高出力42ps、最大トルク37.5Nmを発揮しますが、トラッカー400では低中速域からのレスポンスを重視したセッティングが施されています。
また、前後17インチホイールと専用タイヤを組み合わせることで、舗装路での軽快なハンドリングにも対応。街中での移動から、休日のツーリングまで幅広く楽しめるキャラクターとなっています。
400ccクラスらしい扱いやすさに加え、一般的なネイキッドとは異なる個性的なスタイルを求めるライダーに向いたモデル。価格は80万9900円です。
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