“ダカールラリー優勝車”のDNAを公道に 635馬力の「ディフェンダー ダカール」発売へ! なぜ競技で磨いた技術を市販車に還元するのか?
“ダカール優勝車”の世界観を公道で楽しめる
一方、2026年の「ダカールラリー」を制した「D7X-R」の世界観を色濃く味わえることも、「ディフェンダー ダカール」の魅力といえます。
その一環として、競技由来の技術だけでなく、ラリーマシンならではの機能的なデザインや装備を今回のモデルに取り入れています。
エクステリアでは、ルーフ上のライトポッド、固定式メタルルーフ、カーボンファイバー製のレイズドエアインテークやボンネット、リベットが露出した拡張ホイールアーチ、特徴的なマッドフラップなどを採用。
さらに、強化された金属製フロントアンダーシールドやアンダーボディプロテクションなど、悪路走行を意識した装備も備えられます。
また、今回公開されたデザインプレビュー・モデルでは、競技車両である「D7X-R」のカラーリングに着想を得た“ダカールサンド”のボディと“ヤンブーターコイズ”のルーフを組み合わせています。
インテリアもラリーの雰囲気を取り入れた仕立てとなっています。
フロントシートに専用のレーシングスタイルシートを備えた2+2のシートレイアウトを採用し、前席には4点式のレーシングハーネスをオプションで用意。後部収納スペースはレース用ヘルメットを収められるよう設計されており、ラゲッジスペースにはスペアホイールとエアコンプレッサーを固定する専用マウントも備えられています。
ディフェンダー担当のマネージング・ディレクターであるマーク・キャメロン氏によると、開発陣が投げかけられたのは、まずは「OCTA」を「D7X-R」へと進化させ、さらに「ダカールラリー」で優勝した「D7X-R」を公道走行可能なモデルへ発展させられないか、という問いだったといいます。

このように「ディフェンダー ダカール」のねらいは、ラリー優勝マシンの姿を単にまねるだけではありません。市販車の「OCTA」から競技車「D7X-R」を生み出し、ダカールラリーという極限の舞台で走破性や耐久性を磨き、そこで得た技術と世界観を再び公道モデルへ展開する……競技と市販車を往復することで「ディフェンダー」の能力をさらに高めていくことこそが、「ディフェンダー ダカール」誕生の最大の意味といえそうです。
限定生産となる「ディフェンダー ダカール」は、2027年初頭から予約受注を開始する予定。詳細な技術情報や仕様については、2027年の「ダカールラリー」で発表される予定です。
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