“レブル一強”状態に待った! 26馬力のVツインを積む250cc級クルーザー2台を乗り比べ! 個性派ベンダ「ナポレオンボブ250」とモルビデリ「C252V」の実力とは
高回転域までスムーズに回るエンジン
実際に乗ってみると、「ナポレオンボブ250」は見た目に違わずライディングポジションも個性的です。前方に位置するフォワードコントロールのステップと、低めのハンドルという組み合わせで他のモデルにはない乗車姿勢。カスタムバイクに乗っている気分を味わえますが、その分、長距離ツーリングにはあまり向いていない印象です。
ショートタイプのマフラーから吐き出されるエキゾーストノートは、250ccクラスにしては重厚。エンジン特性は、低回転域のトルクよりも回していくと気持ちのいいフィーリングで、2気筒らしさを味わえます。
高回転域の伸びやかさは、単気筒エンジンを搭載する「レブル250」とは一線を画すもの。それでいてトルクも厚いので、街乗りでもストレスを感じることはありません。
サスペンションは、フロントこそスムーズに動くものの、リアは硬めで段差などでは突き上げを感じました。この辺りのフィーリングもカスタムバイク的。ハンドリングは意外とクイックで、独特な前傾姿勢でライダーとバイクの一体感を味わいながら曲がっていく様子の、スピードが出ていなくても楽しめるものでした。
一方の「C252V」は、いかにもクルーザーらしいライディングポジション。シートは厚みもあって座り心地は快適で、長距離ツーリングも無理なくこなせそうです。
ステップ位置は前過ぎず、グリップも自然に手を伸ばした位置にあるので、リラックスしてライディングできました。

タイヤが太めなため、ハンドリングはやや重厚な印象。このクラスとしては安定感が強く、高回転域までしっかり回るエンジンとの組み合わせもあって、遠出したくなる乗り味です。それでいて足つき性も良好で、小柄なライダーにも扱いやすそうです。
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価格(消費税込)は、「ナポレオンボブ250」が84万7000円で「C252V」が75万9000円。「レブル250」のスタンダードモデルは63万8000円ですから少々差はありますが、ビキニカウルなどを装備した「レブル250 Sエディション Eクラッチ」は73万1500円なので、カスタムなどで個性を演出したいライダーは、初めからVツインの2台を選ぶというのもアリでしょう。
何より「レブル250」が圧倒的な存在感を示してきた250ccクルーザークラスに、新たな選択肢が加わったのは朗報。それぞれ異なる個性を持つバイクなので、ほかのライダーとカブりたくない人にも魅力的なモデルといえるでしょう。
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