「最後の特別仕様車なのかな」が現実のものに!? レクサス「UX」2027年2月で生産終了へ 9月発売の“シャイニングエッセンス”が有終の美を飾る?
“ファイナルエディション”とは名乗っていないものの実質的には……
ここで気になるのが、「シャイニングエッセンス」は実質的に「UX」のファイナルエディションだったのか、という点です。
結論からいうと、レクサスはこのモデルを“ファイナルエディション”や最終特別仕様車と公式には位置づけてはいません。7月2日の発表時も生産終了については触れられておらず、あくまで「UX300h」の新たな仕様として紹介されていました。
しかし、その後の時間軸を見ると印象は変わります。「シャイニングエッセンス」の発売日は2026年9月1日。そして「UX」の生産終了予定は2027年2月です。
つまり、発売から生産終了まで残された期間はわずか約5か月。現時点で「シャイニングエッセンス」以後に登場する特別仕様車は発表されていません。
しかもレクサスは、すでに「バージョンC」の注文受付を終了済みで、「シャイニングエッセンス」の象徴的な新色だった“SOU(蒼)”についても受注終了を案内しています。
こうした状況を踏まえれば、レクサス自身が公式に謳っていないとはいえ、「シャイニングエッセンス」は結果的に「UX」のモデルライフ終盤を飾る“実質的なファイナルエディション”と見ることもできそうです。
とはいえ、一般的な“ファイナルエディション”では専用エンブレムや生産台数を限定するなど、「最後」であることを強くアピールするケースがあります。しかし「シャイニングエッセンス」には、そうした演出はありません。

新色や上質な加飾、快適装備を盛り込みながら、あくまで「UX」らしい都会的で洗練された世界観を最後まで磨き上げる……派手に別れを告げるのではなく、「UX」が約8年間培ってきたキャラクターを完成させるようなモデルと見ることができます。
●「最後の特別仕様車なのかな」という予想が現実に
振り返れば、「シャイニングエッセンス」が発表された段階で、SNSでは「UX」の今後を予感していた人がいました。
2018年から販売され続けていることや充実した装備内容から、「最後の特別仕様車なのかな」という声が出ていたのです。
そのときは、もちろん生産終了が公式に発表されていたわけではありません。しかし、その予想から約2か月後、「UX」は2027年2月で生産を終えることが明らかになったわけです。
* * *
レクサス初のコンパクトクロスオーバーSUVとして2018年に登場し、世界で約40万台を販売してきた「UX」。モデルライフの終盤ではハイブリッドの「UX300h」を中心に熟成を重ね、最後期には新色“SOU”やレクサス初のレイヤーグリッド加飾などを盛り込んだ「シャイニングエッセンス」が登場しました。
レクサスは同仕様を正式に“ファイナルエディション”と呼んではいません。それでも、発売からわずか約5か月後に「UX」そのものが生産終了となることを考えれば、有終の美を飾る1台という表現は、かなり実態に近いといえるでしょう。
なお、「UX」の後継モデルについては、現時点で公式な発表はありません。約8年にわたりレクサスのエントリーSUVを担ってきた「UX」が姿を消した後、そのポジションをどんなモデルが担うことになるのかにも注目です。
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