VAGUE(ヴァーグ)

「まさにビースト!」 トヨタ「ランドクルーザー300」に国内初のハイブリッド搭載!! 457馬力/790Nmの“最強ランクル”を海外はどう見ている?

3500kgのけん引&700mm渡河性能も維持 “らしさ”はそのまま

 海外で“ランクル300”のハイブリッド化が前向きに受け止められているもうひとつの理由は、本格4WDとしての能力を犠牲にしていないことです。

 豪州仕様では最大3500kgのけん引能力を確保。また欧州仕様では、バッテリーを防水構造で保護することで700mmの渡河性能を維持しています。

 また「GRスポーツ」は、前後のデフロックや“E-KDSS(エレクトロニック・キネティック・ダイナミック・サスペンション・システム)”といった本格オフロード装備も引き続き採用。モーターやバッテリーを搭載しても、悪路での使用を前提とする「ランドクルーザー300」本来の能力が低下したわけではありません。

 そうしたスペックから、海外では単純に大馬力だけでなく「低速トルクが悪路で効きそう」、「けん引するときにも余裕がありそう」など、実際の使用シーンを意識した反応も見られます。

 実車に触れているユーザーやメディアからは、457ps級の性能を持つ大型4WDとしては「燃料消費が想像以上に抑えられている」と評価する声も。ちなみに日本仕様のWLTCモード燃費は9.4km/Lとなっています。

 今回発表された日本仕様は、装備類も充実しています。

 ハイブリッドモデルには、5:5分割格納式の電動サードシートを採用し、乗車定員は7名(ディーゼル車は5名)。ラゲッジスペースを上下2段に分けたり、跳ね上げて背の高い荷物を積んだりできる“フレキシブルデッキボード”も採用し、長尺物を積む際にはフラットな空間を生み出すこともできます。

トヨタ「ランドクルーザー300」ハイブリッドモデル
トヨタ「ランドクルーザー300」ハイブリッドモデル

 また注目したいのが、AC100V・1500Wのアクセサリーコンセントが、センターコンソールボックス後部とラゲッジスペース左側の2か所に設けられたこと。キャンプなどのアウトドアシーンはもちろんのこと、災害時にもハイブリッドシステムの電力を活用できます。走りを強化するだけでなく、電気を使える「ランドクルーザー」として用途そのものを広げています。

 あわせて、電動パワーステアリングを新たに採用し、オンロード/オフロードを問わず操縦性を追求。疲れにくいステアリングフィールも実現しています。

 価格(消費税込)は、ハイブリッドの「ZX」が980万1000円で「GRスポーツ」が1020万300円。ちなみにディーゼルは、「ZX」が875万500円、「GRスポーツ」が915万900円で、オフロードでの実用性に特化して刷新された「GX」は630万800円となっています。

* * *

 新たに誕生した「ランドクルーザー300」のハイブリッドは、単なる環境対応モデルではありません。V6ツインターボの力強さにモーターの瞬発力をプラスし、信頼性・耐久性・悪路走破性という“ランクル”の価値そのものを強化しています。

 海外でひと足先に評価されてきた“パフォーマンス・ハイブリッド”を搭載した新しい「ランドクルーザー300」が、日本のユーザーにどのように受け入れられるのか注目です。

Gallery 【画像】457馬力&790Nmの“歴代最強”モデル! ハイブリッドになったトヨタ「ランドクルーザー300」を写真で見る(30枚以上)
ロケット級の飛びは本当?新「ZXi RKT」をアマチュアが本音試打
プロだけじゃない アマチュアこそ試したいスリクソンの新アイアン

page

  • 1
  • 2

VAGUEからのオススメ

前作超え感じさせる“ロケット級”の飛び実現へ! 新スリクソン「ZXi RKT」ドライバー4モデルの実力を試してみた【PR】

前作超え感じさせる“ロケット級”の飛び実現へ! 新スリクソン「ZXi RKT」ドライバー4モデルの実力を試してみた【PR】

RECOMMEND