750馬力を発生! アルファ ロメオの名レーシングカー「アルファ155 DTM」が現代に復活!? 最新型ジュリアをベースとした世界限定55台の「55-SGT」とは
“ぽっと出”に見えて実はベテラン集団! SGTアウトモビリの正体
「55-SGT」の生産台数はわずか55台。最初の10台は選ばれた顧客向けに用意される「オープニングエディション」で、すべての車両を、オーナーごとのワンオフ仕様に仕立てることができるそうです。
価格は正式発表されていませんが、ベース車両となる「ジュリア クアドリフォリオ」とは別に、コンバージョン費用だけで約50万ユーロ、現在のレートでおおむね9000万円前後が必要とのこと。それでも、すでに4件の受注が入っており、「オープニングエディション」の残り枠は6台になっているといいます。
SGTアウトモビリは正直なところ、なんとも“ぽっと出”のブランドです。同社のInstagramアカウントが開設されたのは2026年5月とごく最近で、Facebookのフォロワー数も「55-SGT」発表時に700人あまり。ブランドとしての実績や過去の作品はまだ確認できず、正体不明のチューナーといっても過言ではありません。
ただし、決して素人集団ではありません。中心人物は、トリノの実業家であるステファノ・ロ・バルトロ氏。彼の家系は3世代にわたって自動車業界に携わってきたといい、自身もカーボンファイバー製品の製造を手がける会社を経営し、レーシングカー製造の実務経験を持つ人物です。「55-SGT」のボディに使われるカーボン素材へのこだわりも、同氏のバックグラウンドが影響しているようです。
デザインを率いるエマヌエーレ・ボンボイ氏は、フィアットのスタイルセンターや、ベルトーネなど名だたるカロッツェリアを渡り歩いてきたベテランで、復活を遂げたスーパーカーブランド・ATSのデザインを手がけた実績もあります。
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