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750馬力を発生! アルファ ロメオの名レーシングカー「アルファ155 DTM」が現代に復活!? 最新型ジュリアをベースとした世界限定55台の「55-SGT」とは

750馬力の現代版「アルファ155 DTM」!? 中身は最新型ジュリア

 ほぼ無名に近い新興ブランド・SGTアウトモビリ(SGT Automobili)が「ミラノ・モンツァ・モーターショー2026」で発表した「55-SGT」が、気になってしょうがありません。その姿は、1990年代のツーリングカー選手権で暴れ回った伝説のアルファ ロメオ「アルファ155」、なかでも、1993年のドイツ・ツーリングカー選手権(DTM)を制した「アルファ155 V6 TI」を想起させる仕上がりとなっています。

 そもそも「アルファ155」は、1990年代にイタリア、スペイン、イギリス、ドイツなど各国のツーリングカー選手権を席巻した名マシンです。武骨なセダンのボディに巨大なウイングと迫力のワイドフェンダーをまとい、ライバルたちを蹴散らした姿は今でも往年のモータースポーツファンの記憶に焼きついていることでしょう。

 今回、SGTアウトモビリは、その“最も過激だった「アルファ155」”の記憶を現代に蘇らせようとしているわけです。

 ベースモデルは「アルファ155」ではなく、最新の「ジュリア クアドリフォリオ」。カーボンファイバーやケブラー、さらにパガーニ社が開発したことで知られる複合素材“カーボチタニウム”をふんだんに使った外装をまとい、往年の「アルファ155」そっくりのシルエットに仕立てているのです。ボディ剛性はベース車から25%も向上しているといいますから、単なる“着せ替え”では終わっていません。

「ミラノ・モンツァ・モーターショー2026」でお披露目された「55-SGT」(C)SGT Automobili
「ミラノ・モンツァ・モーターショー2026」でお披露目された「55-SGT」(C)SGT Automobili

 搭載されるパワーユニットは、2.9リッターのV6ツインターボ。車両重量1590kgの標準グレード「ストラダーレ」は最高出力620ps(456kW)を発生し、より過激な軽量版の「トロフェオ」(車両重量1490kg)は、最高出力750ps(552kW)をたたき出します。駆動方式は4WDで、トルク配分を後輪寄りに振り切る「ドリフト」モードが用意されているのも面白いところです。

 なお「トロフェオ」には、カーボン製サスペンションアームや4輪リフトシステム、強化ブレーキに加え、最大460kgのダウンフォースを生み出すエアロパッケージ、そしてF1ゆずりのDRSまで搭載されるといいますから本格的です。

 室内は、リアシートを取り払ってロールバーを装着。レーシーなバケットシートとカーボンのセンターコンソールが並ぶ、まさにDTMマシン然とした空間に仕上げられています。

Next“ぽっと出”に見えて実はベテラン集団! SGTアウトモビリの正体
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