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米国版「エクストレイル」こと新型「ローグ ハイブリッド」正式発表! 225馬力の第3世代“e-POWER”と2モーター4WDを搭載 “日産の主力SUV”は何が変わった?

デザインも一新! Google Geminiや進化版“プロパイロット”も搭載

 エクステリアも、ガソリン車とは異なる新たなデザインとなっています。

 新型のデザインテーマは「洗練とタフさ」を意味する「Refined and Tough」。ボディサイズは従来型に近いものの、実際のサイズ以上にワイドに見えるフロントマスクとすべく、六角形をモチーフとしたグリルとLEDヘッドライトを一体的に配置。張り出したフェンダーやシャープなキャラクターラインによって、力強さと洗練を両立しています。

 さらに細部には、日本発のブランドらしい遊び心も込められています。ランニングランプは“2・3”の並びとなっており、日本語で2を「ニ」、3を「サン」と読むことから、「ニッサン」というブランド名を表現。またCピラーには、富士山をイメージした三角形が取り入れられ、その頂上には“雲”を表現した別の“2・3”モチーフが隠されています。

 インテリアはデジタル化を進めながら、操作性にも配慮しています。

 12.3インチのタッチスクリーンを全車に標準装備し、「SRテクノロジーパッケージ」と「プラチナム」では14.3インチのセンターディスプレイと14.3インチのデジタルメーターを設定。Google MapsやGoogle Playに加え、生成AI(人工知能)のGoogle Geminiにも対応します。一方、空調の温度や風量、吹き出し方向など、日常的によく使う機能には物理ボタンを残しているのは見逃せません。

 そのほか内装では、ピアノブラックの使用を意図的に抑え、手で触れる機会の多い場所には耐久性を考慮したマット素材を採用するなど、見た目だけでなく実際の使いやすさも重視しています。

日産新型「ローグ ハイブリッド」
日産新型「ローグ ハイブリッド」

 さらに、運転支援システムの“プロパイロット アシスト”も進化。新たにミリ波レーダーと従来比20%も広い視野を持つフロントカメラを採用し、低速域での追従性能や車線中央維持支援を改良。減速中または停止している先行車の検知は、従来比で33%早くなったといいます。

「SRテクノロジーパッケージ」と「プラチナム」では、高速道路でのウインカー操作に合わせて車線変更を支援する“オートレーンチェンジ(車線変更支援機能)”や、低速渋滞時に一時的なハンズオフ走行を可能にする“ハンズオフ トラフィックジャム サポート(渋滞時ハンズオフ支援機能)”も用意されています。

 加えて、ファミリーカーとしての実用性も強化。後席ドアは約90度まで開き、チャイルドシートへ子どもを乗せ降ろししやすくしています。また、リアシートには5か所のLATCH(チャイルドシート固定機構)アンカーを配置し、中央席にもチャイルドシートを固定可能。さらに、前席と後席外側には日産独自の“ゼログラビティシート”を標準装備しています。

 そのほか、「ローグ」として初めてベンチレーション機能つきのフロントシートを設定。冷却機構の静粛性を高めながら、後席のひざまわりのスペースを圧迫しないようシートバックも再設計されています。

日産新型「ローグ ハイブリッド」
日産新型「ローグ ハイブリッド」

 気になる荷室容量は、リアシート使用時で約881リットル、後席を倒すと約1866リットルを確保。大型スーツケース3個を並べて積めるよう設計されています。

 グレードは「SV」、「SR」、「プラチナム」の3種類を設定。米国での価格は、配送料などを除き「SV AWD」が3万5490ドル、「SR AWD」が3万7490ドル、「プラチナム AWD」が4万3490ドルとなっています。

 まず2026年秋に「SR AWD with SRテクノロジーパッケージ」が発売され、2027年初頭から全グレードの販売がスタートする予定です。

* * *

 来のVCターボ車を残しながら、第3世代“e-POWER”と前後2モーター4WDを組み合わせたハイブリッドを新たにラインナップした米国向け「ローグ」の2027年モデル。

 日本向けの「エクストレイル」とつながりの深いモデルだけに、新型「ローグ ハイブリッド」で導入された技術や装備が今後、日本向け新型「エクストレイル」へどのように展開されるのか気になるところです。

Gallery 【画像】第3世代“e-POWER”を搭載する米国向け新型「ローグ ハイブリッド」を写真で見る(30枚以上)
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