トヨタ新型「クラウン」登場! 徳川15代より長い!? 16代の変遷で歴代クラウンは何に挑み革新してきた?
日本経済の失速と共に苦境期に
バブル経済が弾けた後の日本は「失われた20年」と呼ばれる経済低迷期に突入します。それにあわせて高級車である「クラウン」の販売にも影が差すようになりました。
販売台数は徐々に減ってゆき、9~11代目の1990年代から2000年代初頭には年間販売台数が10万台以下を切り、2003年には年間5万6092台にまで減少。そうした逆境の2003年に12代目となる通称「ゼロ・クラウン」が登場します。

ゼロ・クラウンは「ゼロから見直そう」という意味合いの呼び名であり、従来のコンフォート指向とはまったく逆の「スポーティな走り」を提案しました。「ゼロ・クラウン」の登場で、年間販売台数は10万台を越えますが、それも一時のもの。
大胆なグリルを採用して「リボーン・クラウン」と呼んだ2012年の14代目、6ライトウインドウを採用して若々しくなった「コネクテッド・クラウン」の2018年の15代目と登場するものの、販売台数が大きく復活することはありませんでした。
ちなみに、昨今の日本市場は「セダン不遇の時代」と呼ばれています。
クラウンが不調というだけでなく、ライバルメーカーも同じようにセダンが売れていません。というか、他メーカーの売れ行きの悪さは、さらにひどく、販売数減どころか、生産終了でカタログ落ちするセダンが続出しているのです。クラウンは、じつはまだましな方だったのです。
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そんな厳しい状況の中で生まれたのが、今回の16代目となる新型「クラウン」です。
過去を引きずったまま続いても、じり貧となるばかり。大きく変化することで、生まれ変わる。それが、今回の「クラウンの挑戦と革新」といえるのではないでしょうか。
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