VAGUE(ヴァーグ)

ルノー「キャプチャー」ハイブリッドの燃費は輸入SUV最強! ワゴン譲りの使い勝手はアウトドアの相棒に最適です

ステーションワゴンの血統を受け継ぐ優れた実用性

 そんなキャプチャーE-TECH HYBRIDは、コンパクトながら実用性に優れたパッケージングを実現している点も魅力的だ。

輸入SUVナンバーワンの低燃費とハイレスポンスの爽快な走りが魅力的なルノー「キャプチャーE-TECH HYBRID」
輸入SUVナンバーワンの低燃費とハイレスポンスの爽快な走りが魅力的なルノー「キャプチャーE-TECH HYBRID」

 ボディサイズは全長4230mm、全幅1795mm、全高1590mmで、日本車でいえばトヨタ「ヤリスクロス」よりわずかに大きい程度。けっこうコンパクトだ。

 にもかかわらず、キャプチャーE-TECH HYBRIDのキャビンは驚くほど広い。リアシート足元(ひざ回り)のゆとりはクラストップレベルで、フロントシートと合わせて大人4名がゆったりと長距離移動できる。キャプチャーは“Bセグメント”と呼ばれるコンパクトカークラスに属するモデルだが、リアシートのゆったり感は2クラス上の“Dセグメント”に乗っているかのよう。このクラスでこれほど優れた居住性を実現しているのは驚くほかない。

 その上で、キャプチャーE-TECH HYBRIDはラゲッジスペースも広い。確かに、ベースモデルとなったガソリン車の荷室容量536リットルに比べれば、ハイブリッド化に伴って440リットルへと小さくなっている。しかし、ガソリン車との違いは、荷室フロア下が数センチ高くなっている程度。ラゲッジスペースを上下に分割できる可動式ボードもしっかり組み込まれており、床上のスペースはガソリン車と同じで実用的だ。

 その上、キャプチャーE-TECH HYBRIDは、必要とあればリアシートを前方へとスライド可能。その調整幅は160mmで「リアシートの背もたれを畳むことなくラゲッジスペースを拡大したい」というニーズにも応えてくれる。

 たとえば、キャンプなどアウトドアレジャーへ出かける場合は、テントなどのギアがいっぱいでラゲッジスペースはパンパンになりがち。でもそんなときには、リアシートに人が座れる状態をキープしつつラゲッジスペースを広げられるシートスライド機構が大活躍する。リアシートが広いからこそ、こうした“ワザ”が使えるのだ。

 キャプチャーはルーテシア(本国名「クリオ」)をベースにつくられたコンパクトSUVだが、何を隠そう、かつてフランス本国に存在した「クリオ ワゴン」の後継モデルという役割も担っている。そんなステーションワゴンの血統を受け継ぐからこそ、リアシートやラゲッジスペースの広さを特徴とする実用的なパッケージングを追求しているのである。

 燃費がよくて走りが楽しく、パッケージングにも優れる。そんなキャプチャーE-TECH HYBRIDは、ショッピングをはじめとする街乗りからアウトドアレジャーなどのロングドライブまで、あらゆるシーンで“使える”輸入コンパクトSUVの最右翼といえそうだ。

●RENAULT CAPTUR E-TECH HYBRID
ルノー キャプチャーE-TECH HYBRID レザーパック
・車両価格(消費税込):389万円
・全長:4230mm
・全幅:1795mm
・全高:1590mm
・ホイールベース:2640mm
・車両重量:1420kg
・エンジン形式:直列4気筒DOHC
・排気量:1597cc
・駆動方式:FWD
・変速機:電子制御ドッグクラッチ マルチモードAT
・エンジン最高出力:94ps/5600rpm
・エンジン最大トルク:148Nm/3600rpm
・メインモーター最高出力:49ps/1677〜6000rpm
・メインモーター最大トルク:205Nm/200〜1677rpm
・サブモーター最高出力:20ps/2865〜1万rpm
・サブモーター最大トルク:50Nm/200〜2865rpm
・燃料消費率(WLTC):22.8km/L
・サスペンション:(前)ストラット式、(後)トーションビーム式
・ブレーキ:(前)ベンチレーテッド・ディスク、(後)ディスク
・タイヤ:(前)215/55R18、(後)215/55R18

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