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ヨコハマの最新スタッドレス「アイスガード7」はどう進化? 真冬の北海道のテストコースと一般道で試してみた

体感できるほど従来品よりもアイスガード7は氷路面で止まる

 10月になり、そろそろクルマも冬支度をはじめる季節になってきました。

 皆さんは、冬タイヤはどうやって選んでいるでしょうか? 口コミやブランドイメージ、様々あると思いますが、本来なら、しっかり自分で試してみるのが一番です。

 そこで、北海道にあるヨコハマタイヤのテストコース「北海道タイヤテストセンター(TTCH)」と旭川の雪道で、先代から大幅に進化を遂げているというヨコハマのスタッドレスタイヤ、「アイスガード7」を、この厳冬期の今年2月にたっぷり体験してきました!

ヨコハマの最新スタッドレス「アイスガード7」を装着したトヨタ「GRヤリス」
ヨコハマの最新スタッドレス「アイスガード7」を装着したトヨタ「GRヤリス」

 アイスガード7は、その名のとおり、氷上で大きな効果を発揮します。私自身、雪国出身でさまざまな雪道を走っているのですが、やっぱり一番怖いのは氷。

 一見「ちょっと濡れている路面かな」と思って踏み入れたら「ブラックアイスバーンだった!」なんてヒヤヒヤすることも。万が一に備えて、やはり氷上性能が高いスタッドレスタイヤを選びたいですよね。その点、アイスガードは元々安心感のあるイメージがあったのですが、最新のアイスガード7はさらに進化しているそうです。

 アイスガード7は、接地面積とブロック剛性を向上し、アイスガード史上最大の接地面積を実現したことで、先代の「アイスガード6」に対して氷上制動を14%、氷上加速性能を15%、氷上旋回を7%向上。冬タイヤは、基本的に氷上性能を良くすると、雪上性能は上げにくくなるものなのですが、アイスガード7はエッジ量を大幅に増加したことで、雪上での制動、加速性能も3%向上したそうです。

 TTCHに到着すると、まずはスケートリンクのように凍った路面のある「屋内氷盤試験場」で氷上性能をチェックします。

 コースは、路面温度が約マイナス10度の乾いた氷のレーンと、路面温度が約マイナス4度の表面が濡れたレーンに分かれていて、ここでもアイスガード6、アイスガード7に加えて、スリックタイヤも用意されていました。

 速度を上げて、決まったポイントでフルブレーキするのですが、さすがアイスガード!予想していたよりも手前でしっかりと止まることができました。

 アイスガード6とアイスガード7を比べてみると、7の方が手前で停止することができました。どちらのタイヤでもABSは作動するのですが、「6」はABSが作動してから完全に停まるまで少し時間がかかったのに対し、「7」はABSが作動してから比較的早く停車できたので、万が一の際にその差が大きく効いてくるのではないかと思います。

 スリックタイヤは、コンパウンドにアイスガード7に用いられる「ウルトラ吸水ゴム」を採用した特別なもの。慎重にアクセルペダルを踏めば発進できるのですが、ブレーキをかけるとなかなか止まれないだけではなく、クルマが斜めに滑っていってしまいます。思っていたよりは発進/制動はできるのですが、それでもアイスガード7に比べると安定していません。タイヤに刻まれるトレッドパターンや細かいサイプの重要性がわかりました。

Next“世界一過酷な冬路面”といわれる旭川の一般道でも安心感がある
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