往年の「ルノー4」がEVで蘇る ルノーがEVコンバージョンキットを仏で販売開始
今後「初代トゥインゴ」「ルノー5」用キットも発売
仏ルノーは2023年1月25日、「R-FIT」社と提携し、クラシック・ルノー車を電気自動車(EV)へと改造するコンバージョンキット「EVレトロフィット」を発売すると発表しました。

R-FIT社はフランスのクラシックカー用EVコンバージョンキットのパイオニアだといいます。
今回登場したEVコンバージョンキットは「ルノー4(キャトル)」用です。ルノー4は1961年に発表されたコンパクトカーで、世界初のハッチバック車ともいわれるモデルです。1992年までおよそ30年もの間生産され、累計の生産台数は800万台を超えています。
現存するルノー4も数多く、とくにパリなど「低排出ゾーン」制度を導入して車両乗入れ規制をおこなう都市部において、クラシック・ルノーをEV化するというメリットが大きいといいます。
EVコンバージョンキットは、オリジナルの機械式トランスミッションはそのままに、48kW(約65馬力)を発生する電気モーターと10.7kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載。
家庭用の220Vで3時間30分でフル充電され、航続距離は約80kmとなっています。
フランスでは付加価値税/取付工賃込みで1万1900ユーロ(日本円で約170万円)といいます。今後、9月には「ルノー5(サンク)」、それ以降に初代「トゥインゴ」用のコンバージョンキットも発売される予定です。
ルノーのヒストリック部門「オリジナル・ルノー コレクション」のディレクター、ユーグ・ポルトロン氏は、「クラシックカーを愛する人々や若い人たちが、フランスでルノー4、ルノー5、トゥインゴをEVとして運転できるようにするこの電動レトロフィットキットぉお発売できることを嬉しく思います。時代を超えて愛されてきたスタイルやオリジナルデザインを損なうことなく、運転の楽しさと環境問題、そして信頼性を組み合わせたソリューションを提供できます」とコメントしています。
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