メルセデス・ベンツ新型「Eクラス」世界初公開 6代目に全面改良された伝統のミドルセダンはより上質に進化
未来感のあるインテリア「MBUXスーパースクリーン」を採用
独メルセデス・ベンツは2023年4月25日、新型「Eクラス」をフルモデルチェンジし世界初公開しました。欧州市場では2023年夏に販売される予定です。

Eクラスはメルセデス・ベンツの中核となるEセグメントのモデルで、その歴史をたどると1936年に登場した170シリーズ(W136型)までさかのぼるといわれます。Eクラスと、その前身となるモデルの累計販売台数は1700万台を超え、メルセデス・ベンツの歴史の中でもっとも売れたモデルシリーズとなっています。
Eクラスという車名になったのは1985年に登場したW124型から。日本でも1986年に登場し、当時のバブル景気もあり大ヒットモデルとなりました。
今回世界初公開された新型Eクラスは、6代目となるW214型です。
新型Eクラスセダンのボディサイズは全長4949mm×全幅1880mm×全高1468mm、ホイールベースは2941mm。広々とした室内は、先代よりも22mm長くなったホイールベースによるものです。
エクステリアデザインは、伝統と現代性を共存させたといいます。短いフロントオーバーハングと長いボンネット、シェイプされたヘッドライトなどが、Eクラスらしさを醸し出しています。
立体的にデザインされ、ハイグロスブラックのフロントグリルは、装備ラインによってクラシックにもプログレッシブな印象にもなります。すべての装備ラインにオプションで「イルミネーション・ラジエターグリル・サラウンド」が用意されます。これは2本のフロントグリルの後ろに光ファイバーがあり、これによって夜、グリルが光り輝いて見える装備です。
全面投影面積は0.236平方メートルと、先代よりもわずかに大きくなっていますが、空気抵抗定数(Cd値)は0.23を達成しています。
インテリアは、スポーティ/高品質/デジタルという3つの個性でデザインされています。オプションの助手席用スクリーンが装備された場合、MBUXスーパースクリーンの大型ガラスがセンターディスプレイまで伸びています。
インパネのフロントセクションは、アクティブ・アンビエントライトのストリップにより照らされています。これはフロントガラスからAピラーを超えてドアに至るまで大きな弧を描いています。
センターディスプレイとオプションの助手席用ディスプレイのアイコンはよりシンプルになり、スマホのように色分けされています。ドライバーはより直感的に操作することが可能です。
ドライバーのヘッドルームは先代よりも5mm広くなり、後席の膝まわり、および足まわりはそれぞれ先代比10mm、17mm拡大しています。さらに後席の室内幅は1519mmと25mm増加。これはほぼ「Sクラス」同等といいます。荷室容量は最大540リッターです。
欧州では204馬力・320Nmの2リッターエンジンを搭載する「E200」、197馬力・440Nmの2リッターディーゼル「E220d」、同エンジン搭載の4WDモデル「E220d 4MATIC」を用意。これらはすべて23馬力・205Nmを発生するISG搭載のマイルドハイブリッドモデルです。
さらに市場投入時から3種類のプラグインハイブリッド(PHEV)モデルを用意します。エンジン出力が204馬力・320Nmという2リッター搭載の「E300e」「E300e 4MATIC」と、252馬力・400Nm仕様の2リッターエンジン搭載の「E400e」です。
これらはすべて129馬力・440Nmのモーターを搭載、WLTPモードで100kmを超えるEV走行距離を達成しています。さらに今後ディーゼルエンジン搭載のPHEVモデルの導入が予定されています。
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