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ふたつの“顔”を持つトヨタ新型「ランドクルーザー」誕生! 悩まなくても大丈夫“着せ替え可能なフロントマスク”が誕生した背景とは

丸目と角目……2種類のフロントマスクを設定

 そんな250系ランドクルーザーのボディサイズは、全長4925mm(従来型“プラド”比でプラス100mm)、全幅1980mm(同プラス95mm)、全高1870mm(同プラス20mm)、ホイールベース2850mm(同プラス60mm)と、従来型よりもひと回り大きくなっています。

トヨタ「ランドクルーザー」シリーズの開発責任者を務める森津圭太さん(中央左)
トヨタ「ランドクルーザー」シリーズの開発責任者を務める森津圭太さん(中央左)

 エクステリアは、悪路走行中の周囲の見切りにも配慮したスクエアなフォルムが印象的。対するインテリアは、操作性に優れたスイッチ類を配置するなど、リアルオフローダーらしい機能的な空間に仕上がっています。

 なかでもデザイン面で注目したいのは、フロントマスクでしょう。フロントグリルやライト類は、視覚的にランドクルーザー“らしさ”を生み出す比率、門構え構成を重視したレイアウトとなっています。

 またライト類は、悪路走行中に木の枝などがぶつかることによる破損のリスクを考慮し、高く中央に寄せて配置。実はこの手法、歴代のランドクルーザーが継承してきたこだわりのポイントだといいます。

 さらに250系ランドクルーザーは、丸目と角目、2種類のフロントマスクが用意されるのも特徴です。ではなぜ、ふたつの“顔”を持つクルマになったのでしょう?

 その背景について、ランドクルーザーシリーズの開発責任者を務めるトヨタ自動車 Mid-size Company 製品企画 ZJ チーフエンジニアの森津圭太さんは次のように話します。

「開発当初は、角目のヘッドライトでデザインを進めていました。その過程において、『原点回帰するランドクルーザーにふさわしいデザインとはどんなものか?』という話題が、開発陣の間でたびたび議論となりました。

 そんなある日、『やはりランドクルーザーを象徴するデザインは丸目ではないか』との提案があり、最終的にそれがカタチになったというわけです。ということで250系には、角目と丸目という2種類のフロントマスクを設定させていただきました」

●気軽にパーツ類を交換できるようにした理由とは

 その上で、250系ランドクルーザーのヘッドライトには、丸目と角目の双方にライトユニット自体を交換しやすい構造が採り入れられています。

「ランドクルーザーは、非常に過酷な地域で使われることの多いクルマです。そのため各部には、壊れにくい上に、万一、壊れても修理しやすい構造を採用しなければいけません。

 そうした配慮から、250系はヘッドライトを含めたフロント回りを、ご購入後も交換していただきやすい構造としています。もしもハードな使われ方をして破損したり、キズついたりしても、気軽にパーツ類を交換いただけます。

 しかも、この構造を採用したことで、例えば、角目のランドクルーザーをご購入いただいたお客さまが、『やっぱり丸目もいいな』と思われたときなどにヘッドライトを角目から丸目へと交換いただけるようになりました。250系は開発当初から、カスタマイズによってお客さまの多様性に応えることも課題のひとつとして取り組んできました」(森津さん)

* * *

 オーナーになった後にフロントマスクの“表情”を変えられるとなれば、また新鮮な気持ちで愛車と接することができることでしょう。互換性に優れたヘッドライトを始めとするカスタマイズの楽しさも、新しい250系ランドクルーザーの魅力といえそうです。

Gallery 【画像】丸目と角目、どちらが好み? ふたつの顔を持つトヨタ新型「ランドクルーザー」を写真で見る(46枚)
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