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アルファ ロメオ初のSUV「ステルヴィオ」はどう進化? 唯一無二の走りが熟成されたイタリアンSUVの真骨頂とは

2023年5月に内外装を中心に仕様変更

 イタリア北部のアルプス山脈のつづら折りの峠道、ステルヴィオ峠から名前をとったのがアルファ ロメオ初のSUV、「ステルヴィオ」です。

 急カーブが続くワインディングでもスイスイ走れるクルマという意味合いが込められているそうです。つまりSUVの快適な居住性を持ちながらもスポーツサルーンの走りができるというクルマです。

 そのステルヴィオが2023年5月にマイナーチェンジを受けました。

2023年5月に仕様変更されたアルファ ロメオ「ステルヴィオ」
2023年5月に仕様変更されたアルファ ロメオ「ステルヴィオ」

 エクステリアでは、トライローブと呼ばれる、アルファロメオの象徴でもある盾型のグリルが最新の意匠になりました。

 フルLEDマトリクスヘッドライトの新規採用もあって、顔つきがキリッと引き締まり、より先進的でスポーティなイメージが強くなっています。

 凛々しく感じるのはDRL(デイタイム・ランニング・ライト)も貢献しています。ライト全体をひらがなの「つ」の字のように包むデザインから、片側3眼ライトのひとつひとつを強調するデザインになったからです。

テールランプの形状は同じですが、点灯したときには細いラインでテールランプを枠で囲むように光るようになり、かなりモダンなデザインになりました。

 インテリアも進化しています。

 12.3インチの大型フルデジタルクラスターメーターを標準装備し、ATセレクターのそばにあるダイアルを回してドライブモード(d/n/a)を切り替えることでメーター表示の仕方も変わります。「d」の場合は文字盤の数字がすべて表れますが、標準の「n」または「a」にするとスピードメーターもタコメーターもマックスの数字と指針がある付近だけの数字が浮かび上がります。スピードメーターはメータークラスター中央にデジタルでも表示されています。

 ステルヴィオはクルマ好き、運転好きの人が乗ることを前提にクルマづくりをしていると思われます。

 たとえばSUVなのに、横から見たときのCピラーの後ろの窓がないこと。クルマのサイド部分は上部と下部に前後方向のリブを設けて厚みを感じさせないようにしています。これにより、そのまま背を低くすればスポーツサルーンに見えます。

 そんなエクステリアデザインだけでなく、乗り込んでエンジンをスタートするシーンでも、ハンドルの左のスポークにエンジン・スタート/ストップ用のボタンがあります。ダッシュボードまで手を伸ばさないでエンジンスタートするところがスポーツカー、もしくはレーシングカーっぽいところです。

Nextアルファらしいスポーツカーの走りを披露
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こもだきよし
こもだきよし
モータージャーナリスト
日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会長(2016年〜) 1950年 神奈川県川崎市生まれ 自動車レース、タイヤテストドライバーの経験を経て、1984年から新型車にいち早く試乗して記事を書くフリーランスのモータージャーナリストになる。クルマが好きというより運転することが好きでこの仕事をしている。 世界一の難所と云われるドイツのニュルブルクリンクの北コース(ノルドシュライフェ)を1984年5月に初めて走ってから40年間通い、BMW M社主催のBMW ドライビングエクスペリエンスで、インストラクターとしてドイツ人インストラクターとともに日本人参加者向けにニュルの走り方を伝えている。

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